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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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The Good Earth

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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1937年
アメリカ
時間138分
監督シドニー・フランクリン
脚本タルボット・ジェニングス、テス・ストレンジャー、クローディン・ウェスト
音楽ハーバート・ストサート
出演ポール・ムニ、ルイーゼ・ライナー、ウォルター・コノリ

 ご存知のとおり、原作はパール・バック女史がピュリッツァー賞に輝いた代表作である。本来これは親子3代にわたる大河小説なのだが、この映画では初代夫婦の物語が見事に2時間18分にまとめられてる。驚くのは、今から70年近くも前の映画であるにもかかわらず、その、もの凄い迫力に今見ても圧倒されることである。SFXやCG等のなかった時代に、どうやって撮影したのかと思わせるような場面がドラマチックに展開する。中国の大地に生きる貧しい農民、ワン・ルンとオーラン夫婦の苦難の物語であり、オーランが嫁いできた日から、彼女の終焉の時までが、波瀾に満ちた語り口で綴られる。なかでも、暴風雨から穀物を守るさなかでのオーランの出産や、干ばつによる飢饉で都会へと流れる農民の群れ、その南の都会で発生する革命と大暴動、そしてクライマックスの、黒雲のごとく飛来するイナゴの大群との戦いなど、あげれば枚挙にいとまがない。これらの場面が、いずれも息を呑む激動的な躍動感で描き出されるから壮観だ。ハリウッドの役者が演じる“東洋人”は、見るに耐えない場合があるが、ポール・ムニ、ルイーゼ・ライナーの“ワン・ルンとオーラン”は、違和感なく役に溶けこみ素晴らしい。特にルイーゼ・ライナーのアカデミー主演女優賞は、納得の出来栄えだ。また、撮影賞も受賞しており、ゆれる稲穂、働く農民、ながれる雲などモノクロの画面がドラマを際立たせている。
(2006/11/10)

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