正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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子鹿物語
TheYearling

子鹿物語
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1947年
アメリカ
時間128分
監督クラレンス・ブラウン
脚本ポール・オズボーン
音楽ハーバート・ストサート
出演グレゴリー・ペック、ジェーン・ワイマン、クロード・ジャーマン・Jr、チル・ウイリス、クレム・ビヴァンス

 これは、フロリダ北部の森林地帯を開墾し過酷な自然と闘いながらも、けなげに生きる開拓民一家の物語である。
 家長のペニー・バクスター(グレゴリー・ペック)と、その妻オーリ(ジェーン・ワイマン)、それに11才になる息子ジョディ(クロード・ジャーマン・Jr)の家族三人は、貧しい中にもしあわせな暮らしを営んでいる。物語の前半は、そんな家族の日常と、家畜を襲うクマとの戦いや、ジョディと、隣人の息子で足が不自由な少年との交流が、ほのぼのとしたタッチで描かれる。そしてある日、事件が起きる。森の中で父親が毒ヘビに噛まれてしまうのだ。立ちすくむ息子の目前で父親は、近くにいた鹿を撃ち殺しその内臓で解毒、からくも一命を取り止める。だがそこには、生後まもない子鹿が一匹残されていた。子鹿を飼いたいという息子の願いを聞き入れた父親は、それまで頑なに反対していた母親を自ら説得、子鹿の飼育をゆるすのだった。こうして家族の一員となった子鹿に息子は“フラッグ”と命名、寝食を共に可愛がるが、フラッグは成長するにつれ深刻な問題を家族に突きつけることになる。一家の大切な命の糧である農作物を食い荒らしはじめるのだ。さらに、おりからの長雨が作物に大被害を及ぼす。しかも天候の回復を待って始めた農作業のムリで、父親が腰を痛めるアクシデントに見舞われてしまう。息子ジョディはフラッグの汚名を晴らすのはこの時とばかりに、畑をめぐらす柵作りに一人で取り組み、見事に完成させる。ところがその夜、フラッグはなんなく柵を飛び越えると新芽をすべて食べつくしてしまう。やむなく父は、ジョディにフラッグの“始末”を命じるのだった……。
 フロリダの豊かな大自然をバックに、一家の親子愛、夫婦愛が、流れる水のようにキラキラと描かれ、少年ジョディの成長が手に取るように鮮やかだ。見事なカメラと相まって、見る者の脳裏に深く刻み込まれるこの映画こそ、沢山の親子に見てもらいたい名作である。
(2007/05/13)

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