正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

映画評のアクセスランキング

血と怒りの河

悪魔の追跡

ナビゲイター

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

海底2万マイル
20,000 LEAGUES UNDER THE SEA

海底2万マイル
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1954年
アメリカ
時間127分
監督リチャード・フライシャー
脚本アール・フェルトン
音楽ポール・J・スミス
出演カーク・ダグラス、ジェームズ・メイソン、ポール・ルーカス、ピーター・ローレ、ロバート・J・ウィルク

 SF小説界の始祖ジュール・ヴェルヌの名作を、ディズニーランドの創始者ウォルト・ディズニーが製作したこの映画は、後に「バイキング」や「ミクロの決死圏」を発表するアクション派監督R・フライシャーの出世作とも云える冒険活劇だ。
 19世紀半ば、南太平洋上で航行する船が次々に怪物に襲われる事件が発生、米国政府は海洋学の専門家アロナクス教授(ポール・ルーカス)と、その助手(ピーター・ローレ)に調査を依頼する。かくて、教授たちと、主人公の銛打ちネッド(カーク・ダグラス)を乗せた調査船が出港する。やがて怪物に遭遇するが、追突され調査船はあえなく沈没、海に投げ出された教授たち三人は、霧に包まれてひっそりと浮かぶ鉄の怪物にたどり着く。これこそ海底王国を築こうと目論む、ネモ艦長(ジェームズ・メイソン)の潜水艦“ノーチラス号”だったのだ。この潜水艦の、怪物めいた外観や、クラシックな趣の内装は、目を奪う豪華さで、この後の映画に、ビジュアル面で与えた影響は少なからず大きい。
 物語は、ネモ艦長に囚われた三人が体験する不思議な海底生活を、観客も味わう形で進んで行く。ノーチラス号での食事は、食材の全てが海の動植物であることや、そのための海底牧場での収穫の様子などが興味深く描かれる。ネモ艦長のJ・メイソンは、妻子を殺され、人間不信の苦悩を胸に秘める艦長、と言う役どころで、片や、K・ダグラスは、ギター片手にひたすら元気な熱血漢を演じ、そのハツラツとした動きは、見ていてまことに気持ちが良い。さらに、アクションシーンも大迫力で、中でも一番の見せ場である、嵐の夜の海上での巨大イカとの激闘場面は、R・フライシャーのダイナミックな演出が冴え、手に汗にぎる展開が楽しめる。物語にピタリとはまった役者の演技と、絶妙の特殊撮影が見事に決まった、海洋活劇のお手本のような映画である。
(2007/07/13)

トップへ