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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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テキサスの五人の仲間
A Big Hand For The Little Lady

テキサスの五人の仲間
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1965年
アメリカ
時間95分
監督フィルダー・クック
脚本シドニー・キャロル
音楽デヴィッド・クラシン
出演ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード、ジェイソン・ロバーズ、バージェス・メレディス

 テキサスの荒野、画面の奥から疾走してくる一台の馬車。近づいてくると・・・なんとそれは駅馬車ならぬ霊柩車、ではないか。このファーストシーンからしてこの映画が、ただの西部劇ではないことを暗示する。こうして各地から集まったテキサスの5人の大金持たちが、町の酒場の一室に集まって年に一度の一大ポーカーゲームを開始する、というのがオープニングだ。まず、その酒場の描写からして秀逸である。それは町中の男たちの勝敗に対する熱気が、見るものにも十二分に伝わってくるからである。そしてその翌日、主人公一家3人がこの酒場に現れて物語は本題に入る。どこか頼りなげな父親ヘンリー・フォンダ、真面目で律儀そうな母親ジョアン・ウッドワード、それにちょっと変わった雰囲気のその息子の登場となる。酒場の男達の好奇の目に晒されるみるからに場違いな3人・・・このあたりの演出も出色だ。ことに店のマスターがお金をチップに替えるのを目にしたポーカー狂のフォンダが、えもいわれぬ嬉々とした表情に変わっていくシーンは、まさに画面が人物の心まで語らせてしまう名シーンだろう。最近の映画には、何でも言葉で説明してしまうものも多いが、このように画面に語らせる演出も大切だ。ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード、ジェーソン・ロバーズほか、そうそうたる曲者役者が名をつらね、最後の最後まで思いもよらない展開をみせるこれこそ、まさに「小粋」な映画ではなかろうか。
 また、原題「A Big Hand For The Little Lady」では先が読めそうだが、邦題はラストのオチにもつながっており、邦題が原題にまさったといってもおかしくはない、そんな題名も「小粋」な映画でもある。
(2006/10/21)


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