正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

グレートレース
The Great Race

グレートレース
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1965年
アメリカ
時間160分
監督ブレイク・エドワーズ
脚本ブレイク・エドワーズ 
音楽ヘンリー・マンシーニ
出演ナタリー・ウッド、トニー・カーティス、ジャック・レモン、ピーター・フォーク

 65年当時のハリウッド映画は、70ミリ作品が立て続けに作られ、劇場も巨大スクリーンを設備した。キップ売り場(今では“チケット売り場”)の頭上にも、派手で巨大な絵看板が当たり前のように飾られていた。現在では、全国ロードショーのほとんどはシネマコンプレックス(シネコン)、絵看板もポスターにとって代わられ、往年の映画ファンにしてみれば、さびしいかぎりなのだ。また、この頃の長編ものの特徴として、本編が始まる前に「序曲」、中間に「間奏曲」が、トイレタイムとして流れたものだ。そしてこの作品もそんな中の1本であり、DVDにはちゃんと「序曲」や「間奏曲」が入っていて、当時のままなのが何よりうれしい。そこで本作だが、後年「ピンク・パンサー」シリーズで名を売るブレイク・エドワーズ監督が、腕によりをかけて創った、アクションコメディー超大作だ。
 お話は、20世紀はじめ、ニューヨークからパリまでの間で開催される大自動車レースが舞台になる。このレースに参加する冒険家グレート・レスリー(トニー・カティース)、そして彼に対抗すべく名乗りを上げるのが、フェイト教授(ジャック・レモン)とその助手マックス(ピーター・フォーク)である。さらに、女性記者マギー(ナタリー・ウッド)も加わり、パリを目指した痛快レースが始まる。まるで、宝石箱をひっくり返したような、沢山のクラシックカーと共に物語は進んでいく。正義の人レスリーは、どこまでも白ずくめの、笑えば白い歯がキラリと光るヒーローなのだ。片やフェイト教授とその助手は、悪の象徴よろしく、全身黒ずくめで、やることなすことヘマばかりだが、憎めない悪人だ。なかでもジャック・レモンが二役で演じる“パプニック殿下”が大爆笑の名演で、まるでコミック世界の実写版とも思えるほど、まんがチックで面白い。西部の酒場での乱闘や、王位争奪チャンバラから盛大なパイ投げ合戦にいたるまで、スラップスティックな笑いを全篇に詰め込んだ娯楽作である。
(2007/02/10)

トップへ