正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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Jocasi

個別映画評

黄金の七人
Sette Uomini D’oro

黄金の七人
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1965年
イタリア
時間95分
監督マルコ・ヴィカリオ
脚本マルコ・ヴィカリオ、マリアノ・オゾレス、ルエノ・ギルモア
音楽アルマンド・トロヴァ
出演フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ、ガストーネ・モスキン、ガブリエル・テェンティ

 この作品は、60年代当時のファッションと音楽で描く、粋で痛快な、泥棒エンターテインメント映画である。
 仲間たちから、プロフェッサー“教授”(フィリップ・ルロワ)と呼ばれる主人公が、妖艶美女、ジョルジア(ロッサナ・ポデスタ)を従えて、スイス銀行真向かいのホテルの一室に到着する場面から、物語はスタートする。そして、白昼堂々と、銀行前の道路を工事に見せかけて穴を開け、地下大金庫に忍び込み、7トンの金塊を奪うという、大胆不適な計画を着々と進行させていく。地下にもぐるその道のプロ6人には、ホテルの部屋から無線で“教授”の的確な指示が飛び、地下からは、進ちょく状況が返されるのだ。これらの行動が、少ない会話とともに丹念に描き込まれると、観客は、すっかりドロボー一味に肩入れしているから愉快だ。さらに、“教授”が使うトランク型の無線機も上部を開くと、中でクルクル回るアンテナが動いていたりして、今見るとずいぶん古い感じだが、40年前の公開当時は、すばらしい最新鋭マシーンに見えた事を思い出す。また、今でこそ女性のハダカは当たり前だが、R・ポデスタの毛皮ファッションや、全裸の“ボディ・ストッキング”姿は当時の若者には相当刺激的だったものだ。
 物語は、緻密な計画のもと、確実に前進していくが、時おり発生する“ヒヤリ”とさせるエピソードが巧みに配置されていて、まったく飽きさせない。いや、飽きるどころか終盤に入ると、ドラマは二転三転、片時も目が離せなくなる。加えて、アルマンド・トロヴァヨーリーの、ジャズとスキャットを組み合わせたようなポップな音楽も抜群で、いつまでも耳に残る。“ルパン三世”の元ネタという噂もあるだけに、ドラマのノリはまったくルパン三世を彷彿とさせるし、“教授”を“ルパン”に、ジョルジアは“不二子ちゃん”に重ねて見るのもまた、この作品の一つの楽しみ方なのかも知れない。
(2007/03/20)

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