正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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個別映画評

太平洋の地獄
Hell in the Pacific

太平洋の地獄
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1968年
日本/アメリカ
時間101分
監督ジョン・ブアマン
脚本ルーベン・バーコブィッチ
音楽
出演リー・マーヴィン、三船敏郎

 第二次世界大戦末期。南太平洋の無人島に漂着した、日本軍将校とアメリカ軍将校の物語である。無人島に一人生き残ってる日本海軍大尉を三船敏郎、漂着するアメリカ海軍少佐をリー・マーヴィン、と云う設定だ。
 三船は海岸沿いの洞窟で生活しているのだが、ある日岩場に打ち上げられたゴムボートを発見する。そこに人影はなく、三船はボートを洞窟へ持ち帰ってしまう。だが、崖の上に身を潜め、その一部始終を見ていたマーヴィン少佐は、すぐさまボート奪還に動き出す。この時を境に、二人の凄まじい対決が始まるのだった。
 監督ジョン・ブアマンは「脱出」や「ポイント・ブランク」などの傑作があるが、この作品も捨てがたい魅力に満ちた1本だ。まず第一にストーリーがシンプルであること、次にセリフが少なく、ほとんど映像に語らせていること、また、コンラッド・L・ホールのカメラも素晴らしく、島のジャングルや、海にしずむ夕日等を見事に捉えていること、などが挙げられる。二人の男達は、お互いに言葉が理解できないため、衝突をくり返すが、やがて少しずつ心をかよわせていく。その過程は、三船が自分のナイフと共に研いだマーヴィンのナイフを、黙って彼の傍らに置く場面などから読み取れる。やがて二人は、竹筏を組み上げ、この島からの脱出を試みるのだった。
 今は亡き、日、米の両優が激しくぶつかり合う物語を、ブアマン監督がパンチの効いたアクション編に仕上げている。三船とマーヴィンの強力キャラ対決を監督が決定した時、この映画の成功は約束されていたのかも知れない。
(2006/11/19)

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