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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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昼下がりの決斗
Ride the High Country

昼下がりの決斗
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1962年
アメリカ
時間94分
監督サム・ペキンパー
脚本N・B・ストーン・ジュニア、サム・ペキンパー
音楽ジョージ・バスマン
出演ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリー、マリエット・ハートリー、ロン・スター、ウォーレン・オーツ

 これは監督サム・ペキンパーの「荒野のガンマン」に続く二作目の作品だ。ちょっと地味ながら肩肘張らない演出がさわやかで、それでいてハラハラ感も味わえるという、おもしろ映画の一篇である。
 銀行の依頼で、鉱山からの金塊運びを引き受けた老ガンマン、スティーブ(ジョエル・マクリー)は、かつて無法者だったギル(ランドルフ・スコット)と、その手下の若造ヘック(ロン・スター)の二人をさそって鉱山へ向かうことになる。彼らは途中、父と娘エルザ(マリエット・ハートリー)が暮らす農家に立ち寄る。そこで久々の訪問客におしゃれも許さぬ父親に、反目する娘のエピソードなどが描かれる。翌日、三人は鉱山を目指すが、エルザも家を捨てて後を追ってくる。鉱山で鉱夫をしている婚約者と結婚すると云うのだ。だが、婚約者の男がとんでもない無法者兄弟一家であることが次第に明らかになってくる。エルザ役のマリエット・ハートリーが、芯の強い娘をハツラツと好演しているので、無法者ハモンド兄弟との確執に悩む姿にハラハラさせられる。老ガンマンを小馬鹿にしていた若造ヘックが腕の差を見せ付けられるシーンも定石的ながら小気味よいし、ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリーが西部の名残りを感じさる初老のガンマンを哀愁いっぱいに演じていて、それがなんとも味わい深い。物語はこのあと、思わぬ裏切りや、銃撃戦のさなかでの友情を描きながら終盤へとなだれ込む。これを最後に二人の名優は引退するのだが、西部男の昔日を飾るにふさわしい佳作となった。また、監督サム・ペキンパーも、お得意のスローモションこそまだないが、この作品で一躍世間にその名を知られることとなる。
(2007/1/5)

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