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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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クール・ランニング
Cool Runnings

クール・ランニング
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1993年
アメリカ
時間98分
監督ジョン・タートルトーブ
脚本リン・シーファート、トミー・スワードロー、マイケル・ゴールドバーグ
音楽ハンス・ジマー
出演リオン、ダグ・E・ダグ、ロール・D・ルイス、マリク・ヨバ、ジョン・キャンディー、レイモンド・J・バリー

 最近では、ニコラス・ケイジ主演の「ナショナル・トレジャー」シリーズで気を吐く、J・タートルトーブ監督の初期のヒット作である。南国ジャマイカのボブスレー選手団が、カナダ、カルガリーの冬季オリンピックで大健闘したという実話が物語の土台だ。映画が始まると、いきなりカラフルなタイトルと明るく陽気で開放的な登場人物たちが、以下のごとく紹介されていく。100m走の選手だった父の影響で、子供のころからオリンピック出場が夢だった主人公デリース(レオン)は、3ヶ月後に迫るオリンピックの選考会で、転倒に巻き込まれ失格となってしまう。それでも夢を諦め切れない彼は、20年前、父にボブスレー競技を勧めたコーチ、アービング(ジョン・キャンディ)が近くに住むことを知り、お調子者の友人サンガ(ダグ・E・ダグ)とともにチーム結成の打診に向かう。過去の話、とばかりに拒み続けるアービングも、レオンのあまりの熱心さに折れ、チームの結成に動き出すことになる。その結果、先の選考会での転倒アクシデントで、同じく失格したジュニア(ロール・D・ルイス)と、スキンヘッドのユル(マリク・ヨバ)の二人が参加する。かくて、常夏の国ジャマイカに、前代未聞の“冬季”オリンピック出場チームが誕生する、という次第だ。
 手製のくるま付きソリを使い、丘の斜面を激走する特訓や、保冷車での耐寒訓練など、どれも明るくハチャメチャな楽しさだ。やがて彼らは、ロッキー山脈の玄関口であるカルガリーに到着する。だが、そこに待ち受けたオリンピック関係者達の、コーチとしてのアービングを見る目はなぜか冷たく、各国選手団もまた、南国チームを冷ややかな眼差しで迎えるのだった。成金息子ジュニアと、その父とのエピソードや、写真に写る城に住む夢を語るユルの話など、泣かせどころも押さえてあり、この手のスポ根ドラマとしては、快調に物語が進行し嫌味がない。また、ジャマイカ本土での応援風景も点出され、終盤に向け次第に盛り上がるボブスレー競技に、いつの間にか観客も、ジャマイカ国民と同化して熱い声援を送っていることに気付かされるのだ。さわやかな感動に包まれるラストは、何回見てもニコニコ気分にさせてくれる映画である。
(2007/10/28)

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