正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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デーヴ
Dave

デーヴ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1993年
アメリカ
時間110分
監督アイヴァン・ライトマン
脚本ゲイリー・ロス
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演ケヴィン・クライン、シガニー・ウィーヴァー、フランク・ランジェラ、ケヴィン・ダン、ベン・キングスレー

 題名やジャケットからは内容が分からず、子ブタ物語の「ベイブ」と間違われそうだが、これが実に面白いのだ。
 アメリカ大統領にそっくりな主人公デーヴ(ケヴィン・クライン)は、ある日、一夜かぎりの大統領代役を引き受ける。ところが本物の大統領(K・クライン=二役)は、その夜情事の最中に脳卒中で倒れ、再起不能となってしまう。困った側近の補佐官と、広報官は、デーヴに引き続き代役の続投をせまる。この替え玉作戦を知るのは彼らと警護官の三人のみなのだ。替え玉のデーヴが、官邸で大統領として初お目見えするシーンや、執務室の大統領の椅子に座らされる場面の緊張感が五感をくすぐる。だが、補佐官は密かに副大統領の椅子をねらっており、その失脚を画策、それまでのつなぎにデーヴを大統領としてあやつるつもりなのだ。 やがて、病状も回復したと報道、大統領夫人(シガーニー・ウィーバー)にもバレることなく公務に復帰するのだが、ニセ大統領デーヴは、持ち前の明るさと誠実さで、本物の大統領にはなかった前向きな政治改革を行い始めるのだ。主人公のデーヴと大統領の二役を演じ分けるK・クラインが新鮮で、ドラマの魅力を引き立てる。就任当時の生き生きした姿に戻った大統領に、国民は驚きを隠せない。そればかりか夫人でさえ、これまでのダメ夫を見直し始めるなど、替え玉がらみのエピソードの積み重ねが面白い。自分の思惑どうりに動かないデーヴに業を煮やした腹黒補佐官(フランク・ランジェラ)は、副大統領もろともデーヴをも失脚させるべく動きはじめるのだった……。
 物語はF・キャプラの古き良きアメリカ映画の雰囲気をほうふつとさせながら、警護官の感動の一言につながる終盤へと展開して行く。現カリフォルニア州知事、A・シュワルツェネッガーや、映画「プラトーン」などで知られるオリヴァー・ストーン監督が実名で登場するのもお楽しみな作品だ。
(2007/04/30)

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