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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1989年
アメリカ
時間96分
監督ロン・アンダーウッド
脚本S・S・ウィルソン、ブレント・マドック
音楽アーネスト・トルースト
出演ケヴィン・ベーコン、フレッド・ウォード、フィン・カーター、マイケル・グロス、レバ・マッケンタイア

 怪物映画はかずあるが、これはまた毛色の変わった一編で、アメリカ西部ネバダ州の砂漠地帯のまっただ中で展開するモンスター・パニック映画である。
 物語の主人公は、“便利屋”バル(ケヴィン・ベーコン)と、その相棒アール(フレッド・ウォード)だ。オープニングから西部劇を思わせる出だしで、放牧された牛と一緒にお昼寝タイムの、のんびり場面から始まる。やがて二人は車で移動をはじめるが、途中、地震学者ロンダ(フィン・カーター)と出合う。彼女は、この地で3年前から発生している異常振動の観測をしているのだった。地面に取り付けられた地震計が、不気味な振動を伝えている。やがて、総人口14人のこの町で、深く静かに不測の事態は起きはじめる。まず、送電鉄塔の上で脱水死を遂げている老人が発見される。ついで、食い散らされた羊と、その飼い主の頭部、そして医者夫妻も車ごと姿を消してしまう。なんと、それは巨大地底生物“グラボイズ”の仕業だとわかるが、同時に近隣の町からの孤立も判明する。やむなく、バルとアールが馬で救援を求めることになる。しかし、振動で動きを察知した怪物に追いかけられるハメに……。
 こうして住民たちと怪物との戦いが始まるのだが、この手の映画によくある、真っ暗闇での戦いではなく、ひたすら明るい真昼間の攻防戦、というのがなんとも明快で気持ちがいい。また、怪物が頭脳的な攻撃を仕掛けてくるのも一興で、触手で建物の状況をしらべたり、先回りして落とし穴を掘ったりと、しぶとい一面もみせて面白い。さらに、銃器マニアの夫婦が、いかにもアメリカ的なキャラクターで登場。自宅の地下に武器庫まがいの部屋を持つのも、昨今の銃乱射事件とも重なり、複雑な気持ちにさせられもするが、ラストの怪物退治の顛末まで十分楽しめる怪物映画になっている。
(2007/05/07)

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