正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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マーダーボール
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マーダーボール
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2005年
アメリカ
時間85分
監督ヘンリー=アレックス・ルビン、ダナ・アダム・シャピーロ
脚本
音楽ジェイミー・サフト
出演マーク・ズバン、ジョー・ソアーズ、キース・キャヴィル、アンディー・コーン

オフィシャルサイト

 この作品は、2005年のサンダンス映画祭で、ドキュメンタリー部門観客賞を受賞したスポーツドキュメントである。あまりの激しさから“マーダー〈殺人〉ボール”と呼ばれる車椅子ラグビー。身体障害者のスポーツとは、とても思えないくらい、過激でエキサイティングな、常人もたじろぐ球技というのがその実態だ。パラリンピックでこんな危険極まりないスポーツが正式競技として認められていること自体驚きだが、ほとんどの選手が首を折ったり、体内に金属ロッドやプレートやネジを埋めているというから、なおさらだ。さらに、車椅子は激突にたえうる戦闘マシーンに改造されていて、キズだらけの車体が競技の凄さを物語る。“身障者”のハンディをまったく感じさせない選手たちの明るさと、不自由な身体で、なんでもこなしてしまう行動力は見ていて気持ちがいいし、健常者の心配は“ご無用”意識も頼もしい。
 マーク・ズパン率いるアメリカチームは、世界選手権で10連覇を成し遂げていた。ところが、2002年オーストリア大会の決勝で、カナダチームに敗れてしまう。しかし、これにはワケがあった。カナダの監督ジョーは、元々アメリカチームの代表選手だったのだが、戦力外通告を受けたことで、カナダチームの監督を志願したのだ。その結果、アメリカ側の戦略やサインが全てカナダチームに流れていたのである。かくて、2004年のアテネで、雪辱をかけたカナダとの一戦が始まる・・・。
 各選手が事故に至った経緯や、家族、友人、生活なども状況に応じて紹介されていくが、やはり、飲酒による事故が多いのは、なんともやりきれない。だが、マーク・ズパンをはじめ、各選手がハンディをものともせず勝利への執念に燃えて練習に打ち込む姿に、励まされる思いがするのだ。世界12カ国が参加する中に、日本も出場しており、今後のパラリンピックへの注目も高まることだろう。
(2007/04/14)

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