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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ココシリ
Kekexili: Mountain Patrol

ココシリ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2004年
中国/香港
時間88分
監督ルー・チューアン
脚本ルー・チューアン
音楽
出演

 チベット高原の奥地、海抜4700メートルの無人の大地ココシリ。この地に生息するチベットカモシカを守るため、民間人で組織された山岳パトロール隊の、実話に基づく物語である。1985年以来、チベットカモシカの乱獲が横行、毛皮は欧米で売りさばかれ、わずか数年でその生息数が100万頭から1万頭に激減した。そこで1993年、チベット族の元軍人、リータイを隊長としたパトロール隊が組織されたのだ。
 ある時、パトロール中の隊員が密猟者に殺害され、事件が広く報道されたことで、北京から記者が取材に訪れる。そしてパトロール隊との同行を許された記者と共に、物語りは進行する。初めて目にするようなチベットの町並みや自然が、まぶしいほどに美しい。連なる山々、わきでるような霧、吹きすさぶ猛吹雪、圧倒的な大自然のなかで、パトロール隊は密猟者一味を追い詰める。やがて捕らえた密猟者の中に一味のリーダーは見当たらず、さらなる奥地へと、無謀とも思える過酷な追撃が続くことになる。隊長リータイの執念の追跡は、とどまるところを知らない。ガス欠した車が出れば乗り組む隊員はその場に残し、ひたすら前進するのだ。こうまでして密猟者に立ち向かう隊員たちだが、彼らは無給で、しかも全て自前なのである。この現実には言葉を失う。それなのに命の危険も省みず、チベットカモシカを守りぬく彼らのその“心意気”には圧倒される。物語は救いのない結末で終わるが、ドキュメンタリー風できびしいドラマ構成に、最後まで引き込まれてしまうのだ。
(2006/11/17)

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