正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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トゥモロー・ワールド
Children of Men

トゥモロー・ワールド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2006年
アメリカ/イギリス
時間109分
監督アルフォンソ・キュアロン
脚本アルフォンソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン
音楽ジョン・タヴ
出演クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、クレア=ホープ・アシティー

オフィシャルサイト

 西暦2027年、人類に子供が生まれなくなって18年が経過しているという時代設定のSFだが、映し出される映像は、ばら色の未来とは程遠い、ゴミと落書きで汚れきったロンドンが舞台だ。人類最後の子供が殺され、そのニュースが世界を席捲する場面から始まる。閉ざされた未来に、人々は暴徒化し世界の崩壊は目前だ。
 ある日、エネルギー省官僚セオは反政府組織“フィッシュ”に拉致され、そこで元妻ジュリアンと再会する。ジュリアンは組織のリーダーだった。彼等の目的は、セオの手でキーという名の移民の少女を、世界平和組織「ヒューマン・プロジェクト」まで秘密裏に無事届けさせることだった。政府官僚であるセオから通行証を入手する必要があったのだ。一度は断るセオだったが、キーのある秘密を知ることで引き受けざるを得なくなる。暗く沈んだ街並み、道路に積まれたゴミの山、低く垂れ込めた霧の中ともおぼしき光景などがこの世の終焉を思わせて秀逸だ。最初の検問所へ向かうセオとキーとジュリアン。だがこの後、フィッシュの内紛も絡みドラマは一気にヒートアップする。セオ達の車に襲いかかる暴徒の襲来場面の緊迫感は並ではない。さらに次々とスリリングな脱出劇が繰りひろげられる。主人公セオに密着した手持ちカメラの映像が、生々しい臨場感を生んでいる。銃弾の雨がビシビシ地面や壁に突き刺さるたびに、思わず身をちじめてしまいたくなる程のド迫力だ。近未来を描きながら、現代を感じさせるリアルで重厚な画面構成が素晴らしい。映画はテレビに合う映画と、劇場にしか合わない映画があるが、これは劇場の大画面で見るべき映画だ。
(2006/11/25)

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