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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2006年
アメリカ
時間152分
監督マーティン・スコセッシ
脚本ウィリアム・モナハム
音楽ハワード・ショア
出演レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ

オフィシャルサイト

 香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクした、マーティン・スコセッシ監督お得意のギャング映画だ。舞台は、アメリカ マサチューセッツ州ボストンで、ミーンストリート“黒社会”の男たちを描く物語である。
 アイルランド系マフィア、フランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)は、サウスボストンを牛耳るボスだ。その、コステロに幼少時から可愛がられ、スパイになるべく警察学校に入れられ、卒業後、州警察の巡査部長に昇進する、切れ者コリン・サリバン(マット・デイモン)、そして、スラム街育ちの過去と決別のため、警察官となったビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)、この三人を主軸に物語は展開する。ビリーに与えられた最初の任務は、彼の過去の経歴から、マフィア社会への5年間の潜入捜査だった。ショックを受けるビリーだが、潜入していくその過程は、大きなスリルを生むことになる。ビリーの骨折で固定したギプスを叩き壊し、正体を探ろうとするコステロ役のニコルソンは、凄い迫力で見るものを圧倒する。
 こうして、警察内のマフィアの“スパイ”と、マフィアの中の警察の“スパイ”の熾烈なるかけ引きが始まるのだが、同時に、双方の内部でも“スパイ探し”が始まるのだった。それは、マフィアに身を置くビリーにとって、命の縮む日々となる。何を考えてるのか分からぬコステロの圧倒的な威圧感は、まさにビリーが味わう恐怖として、そのまま観客に伝わってくる。ビリー役のディカプリオも、マフィアの片棒を担がざるを得ない心の葛藤を、巧みに表現してうまい。物語は、どちらが正体を暴かれることなく、先に相手にたどり着くかで、緊迫した状況下、スリリングに展開して行く。お互いに面識のない、コリンとビリーが、同一の精神科女医に惹かれるというシチュエーションは、オリジナルどうりとはいえ、ちょっと苦しいが、中盤以降、ドラマは少しずつオリジナルから離れて行き、衝撃のラストを迎える。配役は贅沢で、悪口雑言を吐き散らす、M・ウォールバーグなど、脇役の演技も堪能できる面白い映画である。
(2007/01/31)

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