正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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グエムル〈漢江の怪物〉
The Host

グエムル〈漢江の怪物〉
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2006年
韓国
時間120分
監督ポン・ジュノ
脚本ポン・ジュノ、ハ・ジョンウォン、パク・チョルヒョン
音楽イ・ビョンウ
出演ソン・ガンホ、 ピョン・ヒボン、 パク・ヘイル、 ペ・ドゥナ、 コ・アソン

オフィシャルサイト

 ついに韓国で怪獣映画が誕生した。これまで怪獣映画と云えば、日本やアメリカが独占事業のごとく創り続けてきたものだった。世界もそれを認めていたのだ。ところが、今年のカンヌ国際映画祭は「グエムル」を絶賛した。入賞には至らなかったが「エイリアン以来のモンスターの誕生」と称えた。確かにこの怪物はよく出来ている。手足が生えた巨大ナマズのごとき姿で、大きく開く口はグロく不気味だ。動きも早く、橋下の鉄パイプを尻尾でつかんでぶら下がり、振り子さながらに移動する。陸ではドスン、ドスンと猛烈な勢いで走りまわる。怪物キャラクターとして申し分ない出来である。
 物語はこうだ。多くの人々が憩う漢江沿いの広場に、突然、怪物が姿を現す。怪物「グエムル」は、水中からまたたく間に土手を這い登り、人間を蹴散らし、食いちぎり、追いかけまわすのである。憩いの広場は瞬時にしてパニック状態となり、惨劇の場と化してしまう。やがて怪物は、食い漁って満足したのか、尾ッポで捉えた娘(ヒョンソ)とともに漢江の水面に消えてゆく。嘆き悲しむ娘の家族だが、このあと思わぬ展開となる。葬儀を終えた父親(カンドゥ)の携帯に、1本の電話が入る。なんとそれは、さらわれたヒョンソだった。娘は生きていた。カンドゥは、娘の生存を必死で訴え救出を懇願するが、悲しみのあまり気がふれたと疑われてしまう。やむなくカンドゥは、動き出した軍隊と警察の厳しい検問をかいくぐり、家族4人だけで救出に立ち上がるのだった。果たして無事にヒョンソを助け出すことが出来るのか?ダメ親父カンドゥと家族の戦いが、いま始まる。これまでの怪獣物と一線を画するは、怪物に対峙するのが、国や警察でなく、父であり兄姉であることだ。家族愛に裏打ちされた怪獣映画は、これまでなかったように思う。
(2006/11/2)

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