正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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椿山課長の七日間

椿山課長の七日間
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2006年
日本
時間118分
監督河野圭太
脚本川口晴
音楽服部隆之
出演西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、和久井映見、市毛良枝、桂小金治、須賀健太、志田未来

オフィシャルサイト

 突然死した中年男が、絶世の美女になって三日間だけこの世によみがえる、というストーリーを軸に、男の死をめぐる家族や、友人たちのとまどいや思惑をからめて展開する物語だ。
 仕事中に突然死した椿山課長(西田敏行)は、見たことのない場所で目を覚ます。そこは天井のない大広間で、大勢の人たちが座り込む静かで不思議な空間だった。やがて、白衣の案内人マヤ(和久井映見)が現れ、ここが天国と地獄の中間点で“中陰役所”だと説明する。この場面は見せ場の一つで、森林と小鳥のさえずりが、侵しがたい神聖な雰囲気をかもし出して印象的だ。そして、この世への甦りを許可される3人は、生前の姿をガラリと変えて、椿山は和山椿(伊東美咲)なる美女に、殺されたヤクザの親分はヘアースタイリスト(宮成寛貴)へ、生みの親をさがす小学生、雄一は可愛い少女、蓮子(志田未来)にと、それぞれ変身して地上へ舞いもどる。椿山がもどる目的は、彼が知らずに死んだ“重大な事実”を知ることだった。そして、その重大な事実を知る過程が物語の興味をつないでいくのだが、明かされていく事実はシニカルで結構重い。主演の伊東美咲も、よみがえった美女「和山椿」をコミカルに演じて、それほどの違和感もなく、安心して見ていられるのは立派だ。また、演技陣もベテランは貫禄で見せ、子役のふたりもなかなか良い。
 中年男が美女に変わる、というコメディー向きのお話を、純然たるコメディにせず、幾分シリアスに描きながら、笑いと涙を引き出す演出がピタリと決まり、ホロリとさせられる映画になっている。
(2007/06/10)

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