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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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キサラギ

キサラギ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
日本
時間108分
監督佐藤祐市
脚本古沢良太
音楽佐藤直紀
出演小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之、末永優衣、米本来輝、酒井香奈子

オフィシャルサイト

 シドニー・ルメットの名作「12人の怒れる男」を彷彿させるこの映画は、ほとんど一室のみで進行するディスカッション・ドラマである。従って、登場人物やカメラアングルが制限されるこの手の作品は、ややもすると単調で退屈なものになりがちだが、うまい脚本とベテランの演技で終盤までどうにか飽きさせない。
 物語の主な登場人物は5人の男だ。インターネットのファンサイトで知り合う彼らは、ハンドルネームだけの、お互い顔も知らぬ者同士なのだ。共通点はただひとつ、純情派グラビアアイドル「如月ミキ」の熱烈なるファンだったことだけだ。その、如月ミキが焼身自殺して早一年、ファンサイト管理人の「家元」(小栗旬)の提案に応じ、サイト仲間が集まる場面から物語は始まる。最初に現れるのは、福島から6時間かけてやって来た、という「安男」(塚地武雅)だ。次いで、ちょっとお調子者の「スネーク」(小出恵介)が顔を出す。さらに、ネーミング考案中にたまたまTVで目にした男優の名を頂いたという「オダ・ユージ」(ユースケ・サンタマリア)が登場。そして最後に「いちご娘」を名乗る人物が、男(香川照之)だったことでみんな落胆するが、これで主要人物5人が揃うことに……。ミキに200通ものファンレターを書き、直筆の返事をもらったと自慢する家元の司会で、「如月ミキ一周忌追悼会」は始まる。まずはミキの思い出話や、彼女ゆかりのコレクションとその自慢話で会は盛り上がっていく。だが、そのうち、オダ・ユージが云う“彼女は殺された!”の一言が、終わることない憶測の扉を引き開けてしまう。やがて、5人の男たちと、如月ミキの意外な接点が次第に明らかになっていくのだが、これでもかと、云わんばかりの謎解きの展開は、こじつけがましいが面白い。しかし、中盤以降の、どこもクライマックス、みたいな盛り上げ方は疑問で、肝心の“山場”が相殺され、物語の印象を弱めてしまった。それにしても、開き直ったような、突き抜けた人物設定はあきれるばかりだが、それがまた痛快でもある。
(2008/01/13)

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