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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
日本
時間130分
監督鈴木雅之
脚本福田靖
音楽服部隆之
出演木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村正信、小日向文世、八嶋智人、角野卓造、児玉清、松本幸四郎

オフィシャルサイト

 TVドラマ大ヒット作の劇場版だ。東京地検のメンバーはTV版と同じだが、ゲスト陣はすこぶる豪華で、韓国の人気俳優イ・ビョンホンまで担ぎ出す気合の入れようだ。そしてなにより、TV版を見ていなくても楽しめるのがありがたい。
 物語は、東京地検城西支部のメンバー紹介をかねた、長いプロローグのあと幕を開ける。だが、この序章での俯瞰で捉えた支部内フリースペースの人物の動きや、カメラ目線で観客に向けてしゃべらせる演出は、わざとらしくていただけないばかりか、繰りだされるギャグもTV版のファンならいざ知らず、笑えないのがちょっと辛い。
 6年間の転勤を経て、再び城西支部に戻ってきた久利生公平(木村拓哉)は、相方の事務官、雨宮舞子(松たか子)の、どこか以前と違うよそよそしさに戸惑いながらも、芝山検事(阿部寛)が起訴した傷害致死事件を引き受ける。加害者は容疑を認めており、カンタンな事件の筈だったのだが、初公判で一転、容疑者は無罪を主張するのだった。弁護に当たるのは、無罪獲得日本一を誇る名うての弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)だ。小さな事件の裏に大きな暗闇が隠れていようとはユメにも知らぬ久利生たちがつき付ける証拠をことごとくかわされ、窮地に立たされる法廷場面は小気味よい展開でなかなか面白い。
 証拠を求めて韓国に渡り、少しづつ事件の核心に近づくにつれ、この事件には東京地検特捜部も注目していることが分かってくる。大物代議士が絡む贈収賄事件と密接なかかわりがあったのだ。つまり、裁判で久利生たちが負けると、大物代議士のアリバイが成立、巨悪を逃すとともに以前久利生が転勤先で扱った殺人事件との絡みまで闇に葬りかねないものだったのだ。かくて、城西支部メンバーも巻き込んだ証拠探しが始まるのだった……。
 久利生と事務方雨宮のほのかな恋のかけ引きも楽しめるが、法廷での、弁護士蒲生と主人公久利生との丁々発止のやりとりは、久々に裁判劇の面白さを堪能させられる。型破りな破れジーパン検事役の木村拓哉が、自然な演技で魅力全開、TV版も見てみたいと思わせる快作になっている。
(2007/09/16)

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