正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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アイ・アム・レジェンド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ
時間100分
監督フランシス・ローレンス
脚本マーク・プロトセヴィッチ、アキヴァ・ゴールズマン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、ダッシュ・ミホク、チャーリー・ターハン、サリー・リチャードソン

オフィシャルサイト

 この映画は、アメリカのSF作家リチャード・マシスンの「地球最後の男」が原作だ。これまで二度映画化されており、今回で三度目となる。一作目で主人公を演じたのは、かってホラー映画で名を売ったヴィンセント・プライス。二作目は史劇大作「ベン・ハー」の名優、チャールトン・ヘストン。そして今回は、今をときめくウィル・スミスが主人公を演じている。
 2012年のニューヨーク。3年前のウイルスによる災厄で人類は死滅。人影の見えない大通りには放置された車の列と、アスファルトのすき間に伸びた雑草が、街の荒廃を際立たせている。そんな中、通りを駆け抜ける真っ赤なムスタング。運転するのは、ただひとり生き残った男、ロバート・ネビル(ウィル・スミス)である。彼は愛犬サムとひと気のない店で食料をさがし、DVDシヨップに並べたマネキンに話しかけては寂しさをまぎらす日々だ。生存者がほかにいるかも知れない、との淡い期待で流し続けるラジオメッセージにも、まったく応答がない。ただ、日が暮れると滅亡した人類に変わり出現した“ダーク・シーカーズ”なる生物たちがうごめき出して襲って来る、というのがこのお話の舞台設定だ。有能な科学者であるネビルは、そんな闇の生物たちを救う血清開発にも取り組んでいるが思うにまかせない。冒頭からのほとんど前半は、彼と愛犬でドラマは進行する。そして、このあたりが最も刺激的で面白い。途中で挿入される人類絶滅にいたる大混乱の模様や、妻子との離別場面も先が読めてしまい、盛り上がりに欠ける。さらに中盤、突然人間母子が登場し、主人公は大いに戸惑うが、同時に観客までも戸惑わされてしまう。前半の人っ子ひとりいないニューヨークの情景は、CGとはいえ、静寂ただよう不気味さが見事で、廃墟と化した草むす街なかを、鹿の群れが走り回る場面。あるいは、空母に搭載した戦闘機の尾翼で、摩天楼へ向けてゴルフスイングする場面など、きわめて印象的なだけに、後半のゾンビ出現でブチ壊したのはザンネンだ。
(2007/12/19)

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