正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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リーピング
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リーピング
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ
時間100分
監督スティーヴン・ホプキンス
脚本ケイリー・W・ヘイズ、チャド・ヘイズ
音楽ジョン・フリッゼル
出演ヒラリー・スワンク、デヴィッド・モリッシー、アイドリス・エルバ、アナソフィア・ロブ

オフィシャルサイト

 「イナゴ少女現る」のキャッチフレーズは、イナゴを自由に操る少女の話とも取れそうだが、そうではなかった。ホラーにオカルトをミックスしたような、怪奇現象が続発するいわば「オーメン」女性版、とでも云うべきか?
 大学教授で牧師の主人公キャサリン(ヒラリー・スワンク)は、過去にスーダンでの布教活動のさなか、夫と幼い娘を失ったことで神への信仰を捨てていた。そして、今や怪奇現象を暴くスペシャリストとして、“奇跡”と呼ばれる現象や、さまざまな謎を科学的に解明している。そんなある日、彼女のもとに、ルイジアナの田舎町ヘイブンの牧師がおとずれる。ダグ(デイビッド・モリッシー)と名乗るその牧師は、今ヘイブンで起きている“神業”と思われる怪奇現象の解明を依頼する。いかに不可解な出来事といえども、かならず原因があると信じて疑わないキャサリンだが、赴いたヘイブンの町には異常な出来事が頻発していた。赤く染る川の水、空から降ってくる蛙など、旧約聖書にある“十の災い”が次々と町に降りかかる。やがて、物語のカギとなる少女ローレン(アナソフィア・ロブ)が登場する。沼地のある深い森に住むこの少女が不気味で、登場と共に恐怖のボルテージも倍加する。キャッチコピーにある「イナゴ」と少女の絡みは薄いが、イナゴの大群があたり一面を覆う場面は、さながらヒッチコックの「鳥」を思わせ壮観だ。物語は、キャサリンの過去と現実が入り混じって語られ、さらに、夢まで加えて恐怖をあおる。災いの元凶とみなされる少女と、キャサリンの娘が重なる展開は、容易にラストを予感させてザンネンだが、少女ローレンを演じたA・ロブが、H・スワンクをしのぐ印象で、今後楽しみな存在である。冒頭の、奇跡現象が起きている教会の原因を突き止める、おどろおどろしい場面から、音がらみの「怖がらせ」演出が目立ち、全篇を通じてあざとい印象が残るのは惜しまれる。
(2007/05/29)

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