正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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トランスフォーマー
Transformers

トランスフォーマー
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ
時間144分
監督マイケル・ベイ
脚本アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
出演シャイア・ラブーフ、タイリース・ギブソン、ジョシュ・デュアメル、ミーガン・フォックス、レイチェル・テイラー

オフィシャルサイト

 “スピルバーグとマイケル・ベイがタッグを組んだ”という、鳴り物入りで公開された超大作だが、元々は日本のおもちゃが原点の物語だ。
 冒頭、灼熱の砂漠地帯を飛行する一機のヘリコプターがある。やがてヘリは、カタールの米軍基地上空で巨大マシーンにトランスフォーム(変身)すると、猛然と攻撃を仕掛けてくる。防戦一方の米基地が、またたく間に破壊されるオープニングの戦闘シーンは見ごたえ十分だ。しかし、この後、この物語の主人公サム(シャイア・ラブーフ)の祖父が、南極探検中クレバスに落ちて失明、そして、金属生命体の惑星サイバートロン破壊のいきさつが語られるあたりから、ストーリーはどうでもよくなってくる。強大な威力を秘める“キューブ”なる物を悪用せんとする金属生命体“ディセプティコ”と、その阻止を図る、善の金属生命体“オートポッド”との戦争があり、その1世紀後の地球に、両方の金属生命体がすでにやって来ていたという設定だ。さらに、祖父のメガネには“キューブ”の秘密が隠されているため、メガネの所有者、サムをも巻き込み、善玉ロボVS悪玉ロボの戦いが始まる。
 携帯電話やCDプレイヤーなどの小物から戦車やジェット機など、全てのテクノロジー機器に変身させるCG技術は、まさに目を見張る素晴らしさだが、途中で挿入されるいくつかのシークェンス、たとえば、巨大ロボたちが、サムの両親に見つからぬよう家の周りで右往左往する場面など、失笑もののアホらしさだ。クライマックスの市街戦も、目まぐるしいトランスフォームの連続と、割れんばかりの音響には辟易させられる。さらに、どこかで見たようなトラック軍団や、「グレムリン」に登場する小動物“モグワイ”を連想させる小型ロボの、動きや声にも失望させられた。大迫力の戦闘シーンが“ロボ対ロボ”では、主人公の活躍の場がないばかりか、観客の感情移入もままならないが、少なくとも、子供たちにとっては、“この夏一番のお楽しみ”には違いない。
(2007/08/05)

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