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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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アメリカン・ギャングスター
AMERICAN GANGSTER

アメリカン・ギャングスター
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ 
時間157分
監督リドリー・スコット
脚本スティーヴン・ザイリアン
音楽マルク・ストライテインフェルト
出演デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッデイング・Jr、

オフィシャルサイト

 傑作SF「エイリアン」や「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットの最新作である。しかも、「トレーニングディ」及び「グラディエー ター」でそれぞれオスカーに輝いたD・ワシントンと、R・クロウの激突、とくれば映画ファンなら誰しも興味をそそられるところだ。
 時は1968年。舞台はニューヨークのハーレム街に始まる。「ハーレムのロビンフッド」と地域住民に慕われた黒人のボス、バンピー・ジョンソンが心臓発作で急死する。その葬儀には芸能人をはじめ、各界の著名人が参列するが、中には警察署長の姿もあり、故人の幅広い人脈をうかがわせて物語の展開を暗示する。そしてその中に、15年以上もの長きにわたってバンピーの運転手 を務めてきた、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)がいた。彼にとってバンピーは、暗黒街での身の処し方全般を習った人生 の師でもあった。おりしもベトナム戦争のさなか、市中にはマフィアがらみの麻薬がはびこり、それも純度の低い粗悪なものが蔓延 していた。ボスの死によりフランクは自分なりの生き方を見つける。小売店から量販店へと姿を変える変革の時代に目を付けた彼 は、直接タイのバンコクへ飛び、高純度の良質の麻薬を大量に手に入れ、「ブルー・マジック」と名づけて安価でさばく。品質が良く、 価格は半値の「ブルー・マジック」は、たちまちハーレムを席捲、フランクは次第に“影の麻薬王”として頭角を現わす。
 そのころ、ニュージャージーの刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、妻との離婚話と子供の養育権にほんろうされ、仕事 では、張り込み中に発見した大金を、くすねもせずに届けたことから、逆に仲間から白い目で見られる苦悩の日々を送っていた。
 物語は、この二人の男の生き様を対等の視点で描き、別々だったニ本の糸が、やがて一つに絡み合い、対決に至るまでのプロ セスを緊密なタッチで綴っていく。特に、二人が初めて顔を合わせるシーンは、刺激的な興奮を誘う。あぶり出される警察の腐敗 や、人々がこうむるヘロインの弊害も浮き彫りにされ、並みのギャング映画とは一線を画する出来栄えだ。ただ、実話がベースのためか、主人公である二人が、まったくの“善人”に見えてしまうラストは、やむを得ぬことかも知れない。
(2008/02/08)

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