正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

映画評のアクセスランキング

WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜

トゥルーライズ

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

エリザベス:ゴールデン・エイジ
ELIZABETH: THE GOLDEN AGE

エリザベス:ゴールデン・エイジ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
イギリス/フランス
時間114分
監督シェカール・カプール
脚本ウィリアム・ニコルソン、マイケル・ハースト
音楽クレイグ・アームストロング、アル・ラーマン
出演ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、リス・エヴァンス、ジョルディ、ミリャ

オフィシャルサイト

 1998年に公開された「エリザベス」の続編で、監督は前作同様S・カプール。主演の女王エリザベスを、これまた前回に引き続きC・ブランシェットが、まさに“当たり役”ともいえる圧倒的な貫禄で演じている。
 弱冠25才で即位し、女王となったエリザベスが前作のラストで、国民を前に<ヴァージン・クィーン>として“国との結婚”を誓うが、本作はその後のお話となる。また、前作では若いエリザベスと恋人ロバートの恋愛を軸に進行したが、今回は、女の身で国を統治することの危うさと不安。さらに、国内外の宗教的な対立や侵略の重圧に人知れず苦悩する女王、という視点で描かれる。
 時は1585年。イングランドの女王として君臨するエリザベス1世(ケイト・ブランシェット)だが、私生児として生まれたことから、宮廷にもその即位に異を唱える者もいて、常に暗殺の危機にさらされていた。そんな中、頼れるのは、反逆の動向を察知しては陰謀の芽を摘む、側近ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)だけだった。しかしある日、教会への礼拝途中、女王の足元の水溜りにマントを投げてひざまずく男が現れる。新世界から帰ったばかりの航海士ウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)だ。
 女王は、未知の世界の冒険譚を、眼を輝かせて語るローリーに次第に心を引かれていく。だが、国に嫁いだ身にはそれ以上望むべくもない。ローリーと二人して束の間の時を過ごす女王が長い間忘れていたことを叶えて、と密かにキスを求める場面は、観客の胸を締め付ける。さらに、エリザベスの分身にもみえて登場する侍女エリザベス、通称“ベス”の点出も、物語に含みと膨らみを持たせたことで効果的だ。プロテスタント(新教)と、カトリック(旧教)の確執や、最強国スペイン軍船の襲来。次々と降りかかる火の粉を、持って生まれた英知と、並外れた判断力で切り開くエリザベスのゴールデン・エイジ=黄金時代が、さながら絵巻物のごとく展開するさまは正に圧巻。アクション場面が少なかった前作と違い、今回は盛大な海戦シーンも盛り込まれ、ドラマとしてもスケールアップしている点が、娯楽映画として十分楽しめる。
(2008/02/21)

トップへ