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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ
時間88分
監督ダグ・リーマン
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー、サイモン・キンバーグ、ジム・ウーリス   
音楽ジョン・パウエル
出演ヘイデン・クリステンセン、ジェイミー・ベル、レイチェル・ビルソン、サミュエル・L・ジャクソン、ダイアン・レイン

オフィシャルサイト

 アメリカの人気小説を、「Mr,&Mrs,スミス」の監督D・リーマンが映像化したSFアクション大作だ。題名の“ジャンパー”とは、 世界中どこでも思ったところにテレポート(瞬間移動)できる能力を持つ人間たちのことである。そして、彼らの抹殺をもくろむ のが“パラディン”なる組織で、この二組の対決が物語の大きな流れとる。
 主人公デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は2才の時母親に去られ、父親とのふたり暮らしだ。そして彼が15才の時、悪 友の嫌がらせで川で溺れかけ、気付けば通いなれた図書館だったことから、初めて自分に瞬間移動の能力があることに気付く。
 以来彼は“ジャンプ”(瞬間移動)の腕を磨き、父の暴力をのがれてニューヨークへジャンプする。さらには銀行の金庫室へ ジャンプして一挙に大金を手に入れ、優雅なジャンパー生活を始めるのだ。イギリスのビッグベンからロンドン市街を見下ろ した後、モルディブでサーフィンをし、瞬時にスフインクスの頭上でランチを楽しんだりと、世界をまたにかけて瞬間移動すると いう離れ業を、いとも簡単に行うのだから恐れ入る。一方、秘密組織パラディンの強力なエージェント、ローランド(サミュエル・ L・ジャクソン)も行動を起こし、デヴィッドの身辺に迫ってくる……。とまあ、こういう展開になるのだが、映画的に目新しくもない瞬間移動を、オンパレードのごとく並べられると、さすがにアホらしくなる。ましてや、金庫室にジャンプして大金をせし めるなど、なんでもありのお話なら、よほど脚本を工夫しないかぎり、面白かろうはずがない。終盤近くにデヴィッドを捨てた母親(ダイアン・レイン)の秘密も語ら れるが、どうでもいいようなお話で一向に興ものらない。さらに、ローマのコロセウムや、東京もドラマの舞台となるが、街中を ベンツでブッ飛ばし、目まぐるしくジャンプするなど、コセコセとした印象が目立つ。また、後半になるほどジャンプシーンにも見飽きてくるのは致命的ではないか。結果的にこの映画、いちばん楽しんだのは、世界中でロケをした撮影クルーということになるのだろうか。
(2008/03/01)

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