正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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スパイダーウィックの謎
THE SPIDERWICK CHRONICLES

スパイダーウィックの謎
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
アメリカ
時間96分
監督マーク・ウォーターズ
脚本キャリー・カークパトリック、デヴィッド・バレンバウム、、ジョン・セイルズ   
音楽ジェームズ・ホナー
出演フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズバーカー、ニック・ノルティ

オフィシャルサイト

 このところ、児童書を原作とする映画化作品をよく目にするが、内容はどれも妖怪や擬人化した動物をベースにした魔法がらみのお話が多いようだ。ところが本作は、数ある妖怪のなかでも最も人間と親しいやさしさの象徴とも言える“フェアリー(妖精)”を“恐怖の対象”とした着想が、いかにもユニークでおもしろい。
 両親の仲たがいが原因で、ニューヨークから母に連れられてやって来た姉弟たち、マロリー(サラ・ボルジャー)と双子の兄弟ジャレッドとサイモン(フレディ・ハイモア=二役)の3人。新たな生活が始まるその家は、森の奥にひっそりとたたずむいわくありげな古い洋館だ。所有者は彼らの叔母だが、今は住む人もなく放置されていたのである。そして、彼らが到着したその夜から異変は起こる。壁ウラを走り回る怪しい物音に気付いたジャレッドは、足音を追って上った屋根裏で、かってこの家の当主だった大叔父アーサー・スパイダーウィック(デヴィッド・ストラザーン)が書き残した“妖精図鑑”を発見。だが、そこには“決して読んではいけない”とのメモ書きが残されていた。しかし、人一倍好奇心旺盛なジャレッドがその図鑑を開いたことから、たちまち屋敷周辺の状況は一変。図鑑と人間を守ろうとする妖精と、図鑑を奪い人間を滅ぼさんと企む邪悪な妖精が“マジック・ストーン(魔法の石)”を通して見えてくるのである。
 都会暮らしで崩壊寸前だった家族の絆が、邪悪な妖精たちとの戦いで次第に強く結ばれはじめるという家族再生の物語が、ファンタジックな妖精たちをちりばめてテンポよく綴られていく。時と所を大きく越えた従来作のようなスケール感はないものの、親子の確執をストーリーの軸に据え、妖精たちを枝葉として、そのしこりをほぐしていく過程は巧まざるユーモアと冒険がミックスされていて快調だ。そして終盤に登場する、“凶暴な妖精”の怒涛の追いかけがこれまた相当なもので、はじめて目にする子供たちは縮み上がるに違いない。この手の作品の中では、まとまりのある一編と言ってよいだろう。
(2008/04/16)

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