正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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JAWS/ジョーズ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1975年
アメリカ
時間124分
監督スティーヴン・スピルバーグ
脚本ピーター・ベンチリー
音楽ジョン・ウィリアムズ
出演ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー、カール・ゴットリーブ

 「顎(アゴ)」を意味する題名のこの映画は、当時まだ27才だったスピルバーグが映画作家としてのたぐいまれなその才能 を世界に認めさせた大ヒット作である。ピーター・ベンチリーのベストセラーが原作だが、8メートルにおよぶ巨大ホオジロ鮫と 人間とのたたかいがテーマであり、お話としてはありふれたものだが、この映画を成功させた“スピルバーグ流演出術”が 最大の見どころ、と言えるだろう。
 舞台となるのは、ひと夏の稼ぎが島の収入源のアメリカ東海岸の小さな島“アミティ”だ。この島で海水浴シーズンを目前にし たある夜、若い女性が鮫に食われる事件が発生。地元の警察署長ブロディ(ロイ・シャイダー)は、すぐさま遊泳禁止を市長 に進言する。しかし、客離れを気にする市長は耳をかさない。ところがその結果、少年と男性が続けて犠牲になり町は大騒ぎ となる……と云うのが前半のお話だ。かくてサメの専門家クイント(ロバートショウ)の船で、三人の男たちが鮫退治に乗り 出すことになる。クイントに“海の素人”呼ばわりでバカにされる署長と海洋学者フーパー(リチャード・ドレイファス)だが、この 三人をユーモアまじりに描き分けるスピルバーグの腕は確かだ。そして遂に姿を見せた鮫が、船のまわりを悠然と回遊する シーンは壮観だし、続く署長の、「船が小さすぎる……」のひと言でその巨大さを印象付けるセンスも凄い。この後、今ではもう すっかりお馴染みとなったジョン・ウイリアムズの不気味な旋律にのせて、三人対ジョーズとのたたかいが始まり、底知れぬ力 で小型漁船を引き回す化け物サメの迫力に、ただただ圧倒されることになる。公開当時は興行収入5億ドルの新記録を打ち立 て、劇場は超満員の盛況だった。見せてしまえばただのサメだが、見せ方を工夫するだけでここまで面白い映画にしてしまうスピルバーグの豊かな感性には恐れ入る。このシリーズは四作まで作られたが、引き継いだ他監督の二作目はまあ面白 かったものの、それ以降は駄作と化し、スピルバーグとの“感性の差”をさらけだす結果となった。
(2008/04/23)

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