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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ランボー 最後の戦場
RAMBO

ランボー 最後の戦場
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
アメリカ
時間90分
監督シルヴェスター・スタローン
脚本シルヴェスター・スタローン、アート・モンテラステリ
音楽ブライアン・タイラー
出演シルヴェスター・スタローン、ジュリー・ベンツ、ポール・シュルツ、マシュー・マースデン、グレアム・マクダヴィッシュ

オフィシャルサイト

 “82年アメリカ 自らの尊厳のため。85年ベトナム 幾多の戦友のため。88年アフガニスタン 唯一の理解者のため。そして、2008年ミャンマー 全てに決着をつけるため。というキャッチコピーが冴えわたるシリーズ4作目の登場だ。面白いのはこのコピー文句で、前3作の概要をそれぞれワンフレーズで決め、続く本作へとみちびく殺し文句に唸らされてしまう。更に“世界最強の一人軍隊(ワンマンアーミー)が帰ってくる!”と繋ぐのだから、ランボーファンの心を捉えるのは当然だろう。
 今回の舞台はサイクロン過も痛ましい軍事国家ミャンマーだ。アメリカでの帰還兵の扱いに嫌気がさしたジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、タイ北部の川沿いに住みボートで人や荷物を運んだり、毒蛇を捕らえて売るなど、今はひっそり暮らしている。前作から20年の時が流れ、すでに老境に入ったランボーだが屈強な体躯は健在で、ガッチリした体つきは一段と厚みを増したようにさえ見える。物語は、そんな彼の前に現れたキリスト教支援団の女性サラ・ミラー(ジュリー・ベンツ)の要請で、ミャンマー軍事政権の迫害激しいカレン族に医療品を届けるため、彼女の婚約者で医師のマイケル(ポール・シュルツ)とその仲間たちをボートで送り届ける、というのが発端だ。しかしこの後、支援団のメンバーがミャンマー軍に拉致されたことから救出のため雇われた5人の傭兵と、ランボーの決死の奪還作戦が展開されることに……。
 ストーリー的にはよくあるパターンながら、戦闘シーンの迫力は「プライベートライアン」にも劣らぬ物凄さで、矢が刺さり首がちぎれるスプラッター場面が炸裂する。前作まであった青空バックの“不死身アクション”は今回は影をひそめ、豪雨の中での息づまる救出劇や、目をおおう殺戮場面などが実に生々しく描き出される。驚くのはジャングルを駆け回るスタローンに初老の影もなく、むしろ弓を引くその腕の太さと行動力にただただ圧倒されることである。時節を捉えた社会問題をテーマとして来たシリーズ最終作に賭ける、監督スタローンの並々ならぬ意欲が伝わる戦争映画の快作となった。
(2008/05/26)

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