正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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テラビシアにかける橋
BRIDGE TO TERABITHIA

テラビシアにかける橋
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2007年
アメリカ
時間95分
監督ガボア・クスボ
脚本ジェフ・ストックウェル、デヴィッド・パターソン
音楽アーロン・ジグマン
出演ジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブ、ズーイー・デシャネル、ロバート・パトリック、ベイリー・マディソン

オフィシャルサイト

 同名の児童文学の映画化であり、キャッチ・コピーの“「ナルニア国物語」や「ロード・オブ・ザ・リング」のスタッフが手掛けた感動のファンタジーアドベンチャー!”という言葉には思わず引き込まれてしまう。だが、実際にはまったくの“アドベンチャーもの”ではなく、ホームドラマがベースの現実味あふれるけっこうシリアスな少年少女の物語だ。
 バージニア州の田舎町に暮らすジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)は5人姉弟の真ん中に生まれた唯一の男の子だが、仕事に追われる父親にも、姉妹のことしか頭にない母親にも構ってもらえぬ少年の孤独が、まず紹介される。姉たちからも無視され学校でもいじめられっ子の彼の心は疎外感でいっぱいだ。そんな彼の密かな楽しみは、空想世界の人物や動物をスケッチブックに描くことだ。そしてある日、一風変わった少女レスリー(アンナソフィア・ロブ)が彼のクラスに転入してくる。しかも彼女の家がジェスの家の隣だったことから、ふたりは次第に仲良くなっていく。作家の両親を持つレスリーは空想の世界であそぶのが好きな利発な少女だ。レスリーを知ったことで少しづつ明るくなっていくジェスの心情を、J・ハッチャーソンがナイーブな感性で演じているのも良いが、映画「リーピング」で“イナゴ少女現る!”のショッキングな見出しで登場したA・ロブが、その個性的で風変わりな持ち味を生かし少女レスリーに成り切った演技は物語の終盤を引き締めた。学校帰りのふたりが発見する森の小川にかかる1本のロープ。このロープこそが空想世界へ誘う入り口だった。レスリーが名づけた秘密の王国「テラビシア」。この森に住むリスもカラスも、はては蜂さえも怪物であり、巨人や木陰を走る黒い影もふたりにとっては邪悪な敵だ。ここでふたりは「国王」と「女王」として君臨するのだが、やがて思わぬ結末を迎えることになる……。
 現実の中の非現実を、全くの“絵空事”ではなく、現実とのかかわりの中で描き、子供たちにはやさしさと冒険のファンタジーを、大人たちにはノスタルジックな切なさで郷愁を誘う、まさに親子で見るには格好の作品だろう。
(2008/07/13)

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