正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
日本
時間115分
監督本木克英
脚本沢村光彦
音楽高梨康治
出演ウエンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、間寛平、河本準一、ブラザー・トム、星野亜希

オフィシャルサイト

 2007年に公開された水木しげる原作の妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」実写版の第二弾だ。第一作目は見ていないが、今回見る気にさせたのは、はからずも物語を暗示したような副題「千年呪い歌」にあった。どうやらこの不気味なサブタイトルには、観客を誘う“シカケ”としての効果もありそうだ。
 小雨のそぼ降る夜、いずこともなく聞こえる「かごめ歌」にのって発生する若い女性の失踪事件。現代にモノノケの影をチラつかせながら観客を異形空間へ誘い込むオープニングは成功だろう。次いでこの事件に巻き込まれた女子高生(北乃きい)の、命の期限を知ることになった妖怪仲間と鬼太郎(ウエンツ瑛士)が彼女を助けるべく事件の謎を追うことになる。
 そして訪れた妖怪図書館で調査の結果、事件の真相は千年ぶりに蘇えった「かごめ女」なる悪霊のしわざだと判明する。
 だが、その呪いを封印するには今は各地に飛散したいにしえの五楽器を集めて行う儀式が必要だったのだ。かくて鬼太郎たち一行は、古地図に記された「天」「地」「海」へそれぞれ二人が一組となり五楽器探しの旅に出ることになる。
 鬼太郎はもとより「ねずみ男」に「猫娘」、「子なき爺」「砂かけ婆」に「ぬらりひょん」と、お馴染みのユーモラスな名の登場人物たちにスクリーンで会えるのは、遠い昔にタイムスリップでもしたような懐かしさに浸してくれてなんかうれしい。
 また、脇を固めるベテラン陣の堂に入った演技はもちろん、若手もなかなか頑張っていて、北乃きい演じる「女子高生」がのびのび見せるさわやか演技は収穫だし、田中麗奈の「猫娘」も真っ赤なコスチュームが弾けそうなまでの“元気印”が見応え十分。ただ、惜しまれるのは、セリフで語られる“説明シーン”の退屈さと、物語が一本の太い川としてでなく、あちこちに分散させた支流のままで終わり、本来ならば怒涛さかまく激流場面となるべきクライマックスを、雨後の増水程度にしてしまったラストが、ちょっと悔やまれる一編だ。
(2008/07/27)

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