正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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崖の上のポニョ

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崖の上のポニョ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
日本
時間110分
監督宮崎駿   
脚本宮崎駿   
音楽久石譲
出演声の出演: 山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ

オフィシャルサイト

 宮崎アニメの特色は、どれも鑑賞意欲をくすぐるそのきわめて魅惑的なタイトルに集約されているように思える。「風の谷のナウシカ」から「ハウルの動く城」まで、いずれもロマンを秘めた題名がまず観客を引きつけるからだ。そして今回の「ポニョ」である。子供たちの好奇心が頭をもたげぬはずがない。これまでのメッセージ性豊かな作品から一転、子供目線の絵柄とストーリーが 主眼の作品だけに賛否あるようだが、子供のちょっとした仕草や動きを掴む監督の繊細な感性は、まぎれもなくこの作品に命を 吹き込んでいる。
 海辺の小さな町の岬のはずれ。その崖の上の一軒家に住む宗介は5才の少年だ。父親は貨物船の船長でほとんど家には帰 らない。だから宗介はいつも母親とふたりだ。ある日、宗介は崖下の岩場で頭がビンにはさまって困っているさかなの子を助ける。 その子は、人間をやめて今は海中に住む父・フジモトの所から家出してきたのだった。宗介は助けた子に「ポニョ」と名づけて飼う ことに。するとポニョも宗介が大好きになる。今はもうふたりは大の仲好しだ。ところが、追いかけてきた父・フジモトはポニョをつか まえ海のすみかへ連れ戻してしまう。それでも人間になって宗介に会いたい一心のポニョは、フジモトの家を飛び出すと、大津波 をしたがえ「宗介んとこイクー!」とばかりに湧きあがるなみがしらに乗って走り出す。嵐の中を家へと急ぐ宗介たちのクルマを追 って走りに走るポニョが泣かせる。この場面の、うねりふくらむ波の動きをダイナミックに描いた絵コンテが見事で、“生きている 海”をホンモノ以上に実感させる。しかし、ポニョの人間願望が、あろうことか町中を飲み込む大洪水をひきおこすのだ……。 ところが、そこにあるはずの人々の苦しみや災害の悲惨はカケラも描かれない。さらには、ほかにも現われるいくつかの“不思議” も最後まで明かされることはない。これを、演出上の計算と見るか、シナリオ上の誤算と見るかで評価も分かれるところだろうが、な んでもありの童話世界で子供たちを楽しませたい、という監督のねらいは的中しているようだ。
(2008/09/08)

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