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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ミラクル7号
長江七號CJ7

ミラクル7号
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
香港
時間88分
監督チャウ・シンチー
脚本チャウ・シンチー、ヴィンセント・コク、ツァン・カンチョン、サンディ・ショウ、フォン・チーチャン
音楽レイモンド・ウォン
出演チャウ・シンチー、シュー・チャオ、キティ・チャン、リーションチン、フォン・ミンハン、ホアン・レイ

オフィシャルサイト

 「少林サッカー」で誰も見たことのない荒唐無稽なサッカーや、「カンフーハッスル」ではワイヤーワークを駆使したハイテンション・アクションを“ありえねー”映像で描いたチャウ・シンチー監督が、今回はチャップリンの「キッド」とスピルバーグの名作「E・T」をミックスしたような父子の絆に宇宙生物をからめて語るファンタスティック・ストーリー。

 少年ディッキー(シュー・チャオ)は早くに母親を亡くし、今は父親ティー(チャウ・シンチー)と2人暮らしだ。学歴がないため超ビンボーのティーは、息子には最高の教育を受けさせたいと必死で働き、有名小学校へディッキーを通わせている。しかし、お金持ちの子弟ばかりが通う学校だけに、貧しいディッキーはいつもイジメの標的だ。先生でさえ彼を“ゴミ”扱いにする始末だ。ある日、クラスのガキ大将が持っていた犬型ロボット“ミラクル1号”をデパートのおもちゃ売り場で目にしたディッキーーはそれが欲しくてたまらない。だが、お金がないと無視する父と子のあいだには微妙なミゾが……。ところがその夜、ディッキーの機嫌を取りたい父親ティーは、近くのゴミの山から緑色した丸い物体を見つけてくる。めずらしさのあまり触りまくるディッキーの手の中で、それは形を変え姿を変えやがて四本足の生物に変身する。よろこんだのはディッキーだ。早速その生物に(ナナちゃん)と名付けた彼は愛くるしいナナちゃんのミラクルパワーを期待するのだが……。

 赤貧洗うがごときビンボー父子が、それでもけなげに生きる物語の前半は、悲惨な中にも暗さはなく食卓に現われるゴキブリさえもほほえましく見える。金持ち子弟そのままのピカピカ身なりの子供たちや、巨大な女子小学生、黒メガネのガキ大将など、マンガチックな人物たちが賑やかだ。そんなシチュエーションで登場するのが“ミラクル7号”のナナちゃんと云う訳だが、そこに、「ナナちゃん虐待ネタ」や「うんちネタ」まで加わると、どうしても子供を意識した“媚び”に見えてしまうのが残念だ。しかし、コミカルな中にも感動モノの父子の情感はキッチリと押えてあり、大人も十分楽しめる一編ではないだろうか。
(2008/12/03)

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