正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
日本
時間137分
監督佐藤嗣麻子
脚本佐藤嗣麻子
音楽佐藤直紀
出演金城武、松たか子、國村隼、高島礼子、本郷奏多、益岡徹、今井悠貴、斉藤歩

オフィシャルサイト

 推理作家・江戸川乱歩の少年探偵小説を元ネタに書かれた「怪人二十面相・伝」の映画化だ。ご存知のとおり小説は小林少年率いる少年たちが名探偵・明智小五郎の力を借りて変装の名人である「怪人二十面相」に立ち向かうお話だ。そしてこの映画では、ノスタルジックな昭和の町並みを背景に和製ダークヒーロー・二十面相の「ビギニング」が語られる。

 冒頭からスクリーンに広がる壮大な”帝都”の光景がまず観客の目を奪う。遠景にビル街、近景に雑然と並ぶ貧困住宅街、さらには空に浮かぶ飛行船や地上を走る蒸気機関車を見せてレトロ感いっぱいの映像世界を創出。一気に観客を昭和初期の仮想空間へ誘い込むオープニングが見事だ。                

 物語の舞台となるのは、第二次世界大戦が回避された結果、華族制度を残したまま引き継がれた極端な差別社会の架空都市“帝都”という設定だ。そんな中、富裕層だけを狙う怪盗が現われる。この怪盗こそ“K20”と呼ばれて世間を騒がせる怪人二十面相である。

 ある日、サーカス曲芸師の遠藤平吉(金城武)は、謎の紳士から名探偵・明智小五郎(仲村トオル)と、財閥令嬢・羽柴葉子(松たか子)との結納写真を撮るよう依頼される。しかし、これこそ二十面相が仕掛けた罠で、まんまとその罠に落ちた平吉は「二十面相」として軍警に逮捕されてしまう。                

 刑務所に護送される平吉を救うのが、サーカス団のカラクリ師・源治(國村隼)とその仲間たちだ。泥棒という裏の顔を持つ源治にかくまわれた平吉は、「二十面相」の正体を暴くべく“泥棒秘伝書”により修行を始めるのだが……。

 近隣地図に一本の線を引き、その線上をひたすら真っすぐ塀を乗りこえ屋根を走り、源治手製のワイヤー装置で“ヤマカシ”よろしく宙を飛ぶ平吉はまるでスパイダーマンである。

 曲芸師の青年とおきゃんな財閥令嬢が力を合わせ、不敵な怪盗にたたかいを挑むと云う構図は定番ながら、パワフルかつスピーディーな展開はさしずめ“和製ハリウッド映画”とでも呼べそうなアクション・エンターティンメントになっていて、気楽にたのしめる快作だ。
(2009/01/17)

トップへ