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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1977年
アメリカ
時間99分
監督カール・ライナー
脚本ラリー・ゲルバート
音楽ジャック・エリオット
出演ジョン・デンヴァー、ジョージ・バーンズ、ドナルド・プレザンス、ラルフ・ベラミー、ダイナ・ショア

 この映画で主人公を演じているジョン・デンヴァーは、元々カントリー・ミュージックの歌手で役者ではない。だが、ここでは“真面目で律儀なスーパーの従業員”という役どころが実にピッタリで、その善良そうな風貌が、この作品に一種の清涼感さえもたせている。ただ残念なのは、彼が自家用機の墜落事故で、53才の若さで亡くなってしまったことだ。

 物語は、しがないスーパーの売場主任ジェリー(ジョン・デンヴァー)が、謎の人物の手紙でホテルの一室に呼びだされるところから始まる。行ってみるとその部屋に人の姿はなく、インターホンを通じた会話から、それが人間社会の乱れを警告しに来た“神様”だと分かる。十戒を授けられたモーゼや、天の声で国を救ったジャンヌダークなどと同様、今回はジェリーが神の言葉のメッセンジャーに選ばれたのだ。

 かくて、神の存在を世に伝えるべくジェリーの悪戦苦闘の日々が始まる。しかし、スクープとして持ち込んだ“神様存在説”は新聞社では無視され、家でも妻にも子供たちにも信じてもらえない。主人公が力説すればするほど信頼を失っていく過程がコミカルで愉快だ。だが、そんなジェリーを見かねた“神様”は、ある日突然彼の前に姿をあらわす。しかも、どこにでも居そうな爺さんの姿でだ。演じる役者は往年のコメディアン、G・バーンズ。とぼけた味をにじませた“神様”が、次第に本物に見えてくるほどの好演である。

 やがて、ジェリーの“神様存在説”はマスコミに取り上げられ、彼も家族も一躍世間の注目を浴びるのだが、からかい半分の報道が、彼ら家族を苦しめることになる……。

 主人公の家庭生活と、職場であるスーパーの描写が日常的であればあるほど、“神様”が起こすいくつかの奇跡がそれらしく見えてしまうという、ハッピーなラストがなんとも気持ちのいい作品である。
(2009/02/14)

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