正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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フェイク シティ ある男のルール
STREET KINGS

フェイク シティ ある男のルール
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
アメリカ
時間109分
監督デヴィッド・エアー
脚本ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モス
音楽グレーム・レヴェル
出演キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン、ザ・ゲーム

オフィシャルサイト

 ロス市警の刑事トム・ラドロー(キアヌ・リーヴス)は、自ら囮となってコリアン・ギャングと接触。そこで一芝居うって一味のアジトを突き止めると、単身踏み込んで悪党どもをブッ殺し、誘拐されていた双子の姉妹を助け出す、というのがこの映画のオープニングだ。

 そして、主人公のラドローは、捜査チームの一員でありながら犯人逮捕には独断行動もやりたい放題。お陰で同僚たちのひんしゅくを買い、はたまた署内調査部からも睨まれるという、いわば署内の“一匹狼”であり、邦題サブタイトルの「ある男のルール」たるゆえんだ。

 そんな主人公を、陰になり日なたになり助けるのが上司であるジャック・ワンダー警部(フォレスト・ウィッテカー)である。本部長のポストが欲しいワンダーにとって、命の危険も顧みず悪に立ち向かうはラドローは、自分の出世に都合のいい存在なのだ。そのため彼は、ラドローの違法捜査やミスを庇い、時には証拠隠滅の手助けさえしてしまう。それだけではない。ワンダーは、元相棒を目の前で殺されながら犯人を取り逃がしたラドローの失態を、責めるどころか事件のほとぼりが冷めるまで他部門へ異動させてまでラドローを守る。

 しかしこの、くどすぎるシチュエーションが話の底を割ってしまうのは感心できない。さらに、“内幕モノ”の宿命ではないが、内へ内へと向っていく物語には、往々にして広がりを欠くというマイナス面もあり、どうやら本作もその例外ではなかったようだ。
 
主人公はこのあと、自分の手で犯人を挙げるべく、担当刑事ディスカント(クリス・エヴァンス)と行動を共にして事件の核心へ迫っていくのだが……。

 冒頭からコワモテ男たちの激しいアクションの連続だが、いまひとつ波に乗れないのは、K・リーヴスのどこかさびしげな印象が“豪腕刑事”らしからぬ雰囲気を漂わせているからかも知れない。
(2009/02/24)

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