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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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個別映画評

スター・トレック
STAR TREK

スター・トレック
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2009年
アメリカ
時間126分
監督J・J・エイブラムス
脚本ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン
音楽マイケル・ジアッキノ
出演クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン

オフィシャルサイト

 かれこれ40年も前に始まったアメリカのTVドラマ「スター・トレック」は、世代を超えた熱狂的ファン「トレッキー」を誕生させた。さらに劇場版が公開されるや、日本では得意の略語で「スタトレ」と呼ぶファンも急増、一気にSF人気に火を付けることになる。

 だが、このあと登場した「スターウォーズ」にジワジワと人気をさらわれた「スタトレ」は次第に衰退。もはや「トレッキー」も絶滅かと思われはじめた時期の新作公開に、入場者の好調な出足が「トレッキー」の健在ぶりを示すようでなによりだ。

 今回は宇宙空母エンタープライズの、これまでまだ誰も目にしたことのない“処女航海”が作品のコンセプトになっており、位置付けとしてはこのシリーズの「ビギニング編」といったところだ。シリーズものの宿命として、メインキャラやメインキャストを一新して続編を作るのは困難な作業だ。そこには常に“なじみのキャラの変更”という冒険が付きまとう。しかし、物語を話の出発点に戻すことでこれらの難点も解決できることを、図らずも本作が証明してみせたようだ。その意味において、「ビギニング」とした今回の選択は正解だったと云えるだろう。

 物語は、惑星連邦軍戦艦USSケルヴィンがクリンゴン帝国領海を航行中、突如出現した謎の宇宙船の攻撃を受けるという緊迫した場面から始まる。艦長代行を務める主人公カークの父は、乗組員800名の命を守ってここで殉職。この非常事態のさなかに本作の主人公ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)が産声をあげるという寸法だ。

 やがて、地球のアイオワで育ったカークは逞しい若者に成長。ある日、彼の父親を知る宇宙艦隊大佐パイク(ブルース・グリーンウッド)と出会い、艦隊入りをすすめられて入隊する。こうしてカークの“父親超え”が始まることに……。

 先に述べたように「ビギニング」としたことで年老いた旧メンバーの登場場面にも違和感なく、堂々たる続編としてまったく抵抗感がないばかりか、若返った新メンバーが実にフレッシュで、新たなる続編の予感さえにじませる。
 
 ただ、西暦2255年という途方もない未来の設定の割りには、パラシュートやパルス兵器なる巨大掘削機などの小道具や造形物が、どこか今風に見えるのがちょっと残念だ。
(2009/06/02)

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