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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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個別映画評

タワーリング・インフェルノ
THE TOWERING INFERNO

タワーリング・インフェルノ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1974年
アメリカ
時間165分
監督ジョン・ギラーミン
脚本スターリング・シリファント
音楽ジョン・ウィリアムズ
出演スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、O・J・シンプソン

 世にパニック映画は数あれど、エンターティンメントとしての娯楽性の高さと、人間ドラマとしての側面を合わせ持つ映画はそうザラにはない。そしてこの映画は、それらの要件をひとつにまとめて華々しく、スカッとカッ飛ばした満塁ホームランのような快作だ。

 アメリカ西海岸の大都市サンフランシスコ。この街ににひときわそびえ立つ建物がある。その名を“グラス・タワー”といい、この物語の舞台となる超高層ビルだ。

 138階建てのこのビルの135階部分では、おりしも数百名の各界著名人を集めた落成披露パーティが行われていた。サンフランシスコ市長夫妻や上院議員(ロバート・ヴォーン)などの大物はもちろんだが、中にはすでにこのビルの90階に住む富豪未亡人(ジェニファー・ジョーンズ)に目を付けたサギ師(フレッド・アスティア)も又、まぎれ込んでいたのだ。

 ところが、ここで思わぬトラブルが発生する。地下室の発電装置の故障から、81階倉庫の配線がショート。ここを火元にして出火する。原因はこのビルのオーナー、ダンカン(ウィリアム・ホールデン)の娘婿シモンズ(リチャード・チェンバレン)が、ピンハネ目的で設置した規格外配線にあり、火はまたたく間に各階に広がり始める……。

 かくてこのビルの設計者ロバーツ(ポール・ニューマン)と、一報を受けて駆け付ける消防隊長オハラハン(スティーヴ・マックィーン)の八面六臂の活躍が始まるのである。

 襲いくる炎とけむりと爆発にほんろうされる人々を描いてその手を緩めず、はたまた、165分にも及ぶ長尺を飽きさせもせず、ドラマチックなパニック映画に仕上げた製作陣の熱気が熱く伝わる力作だ。

 当時、超高層ビル火災を描いてこの映画ほどスリリングな映画はほかになかったが、最新の驚異的CG映像に比べると見劣りはするものの、そのトリック技術の素朴さはいみじくもあたたかく、往年の映画ファンの胸を熱くさせるのだ。
(2009/06/19)

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