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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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オーストラリア
AUSTRALIA

オーストラリア
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
オーストラリア
時間165分
監督バズ・ラーマン
脚本スチュアート・ビーティー、ロナルド・ハーウッド
音楽デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン

オフィシャルサイト

 この作品はオーストラリア人監督バズ・ラーマンが、とことん“オーストラリア”にこだわって作った映画のようだ。なぜなら主役のN・キッドマンも、H・ジャクマンも監督と同郷人だし、なによりも、描かれるオーストラリア大陸の見事な景観にそれらが見て取れるからである。それにしても、いかに虚・実の取り混ぜとはいえ、日本軍が“仇役”とは恐れ入る。

 時は1939年。第二次世界大戦ぼっ発前のイギリスから物語は始まる。ロンドンに住む貴婦人、サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、オーストラリアに所有する領地の処理に行ったまま帰らぬ夫を連れ戻すため、単身オーストラリアへ乗り込んでいく。

 だが、そこで彼女を待っていたのは、何者かに殺された夫の亡骸と、さびれた牧場と、1500頭の牛だった。
 そして、この地域一帯を牛耳る大牧場主のキング・カーニー(ブライアン・ブラウン)は、スキあらばサラの領地を乗っ取ろうと企んでいた。

 牛の売却を決意したサラは、カウボーイで「牛追い」の名を持つドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)を味方につけると、牧場の賄い人たち女子供でチームを編成。軍船が停泊するダーヴィン港まで、1500頭もの牛を運んで9千キロの旅に出ることに……。

 物語の前半は、礼儀知らずで喧嘩っ早いドローヴァーと、貴婦人然としたサラ・アシュレイ。それに白人とアボリジニの混血少年ナラ(ブランドン・ウオルターズ)の三人が、衝突しつつも旅を続ける様子がテンポよく綴られていく。途中で起きるスタンピード(牛の暴走)も大きな見せ場だが、後半に入ると流れが変わり、少しづつ戦争色が強まるものの、そこに違和感はないのでドラマとして十分に楽しめる。

 165分とちょっと長めだが、日本軍のくだりさえ気にしなければ、西部劇と戦争映画の2本立てを見た気分になれる娯楽作である。
(2009/08/20)

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