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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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個別映画評

2012
2012

2012
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2009年
アメリカ
時間158分
監督ローランド・エメリッヒ
脚本ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー
音楽ハラルド・クローサー、トマス・ワンダー
出演ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン

オフィシャルサイト

 「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」「紀元前1万年」など、壮大なホラ話を得意とするローランド・エメリッヒの“究極”のディザスター・ムービーだ。ホームランになりそうでファールになってしまった「紀元前1万年」と違い、こちらは3時間近くの長尺ながら、息つく間も与えず観客をラストまで引っ張っていく。

 2009年。惑星の直列現象で太陽活動が活発化。その影響を受けた地球はマグマの温度が急上昇。3年後には世界は崩壊すると分かる。この衝撃の事実は米大統領トーマス(ダニー・グローヴァー)によって世界各国の首脳と一部の富裕層に伝えられ、人類の存続を賭けた一大プロジェクト、「巨大船の建造」が密かに開始される。というのがこの映画の序章だ。

 そして2012年のロサンゼルス。ここで主人公ジャクソン(ジョン・キューザック)が登場する。リムジンの運転手で売れない作家のジャクソンは、別れた妻ケイト(アマンダ・ピート)と暮らす二人の子供たちと、イエローストーン公園にピクニックにやってくる。だが、彼はそこで政府の奇妙な行動に遭遇。偶然にも世界に滅亡が迫っている事実と、巨大船の秘密を知ってしまう。しかし、その時すでにケイトの住むロサンゼルスでは、大地震の予兆が始まっていたのだ……。

 こうしてジャクソンたちのロスからの脱出劇が始まる訳だが、彼らの乗る車の後から追っかけるように迫る地割れや、倒れかかる高層ビル、隆起する大地などすさまじい場面が連続する。災害から逃れる主人公たちのクルマや飛行機に、観客まで同乗している気分にさせる演出がニクい。まるでテーマパークを体験している感覚だ。

 エメリッヒが繰り広げるパラレルワールド(異次元世界)は、たとえそれがファールであっても個人的には大好きなのだが、本作はまさにそんなエメリッヒがはなった特大の“ホームラン”といっていいだろう。これこそ劇場の大画面で見るべきエンターティンメント映画である。
(2009/11/25)

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