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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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パリより愛をこめて
FROM PARIS WITH LOVE

パリより愛をこめて
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
フランス
時間95分
監督ピエール・モレル
脚本アディ・ハサック
音楽デヴィッド・バックリー
出演ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック、リチャード・ダーデンジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック、リチャード・ダーデン

オフィシャルサイト

 「96時間」でヒットを飛ばしたP・モレルが、「サブウェイ123 激突」でキレまくった凶悪犯J・トラヴォルタを、スキンヘッドのCIAエージェント役で迎え、ここでもまた大いにキレまくらせている。

 パリのアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース(ジョナサン・リス・マイヤーズ)は、エリート外交官である一方で、婚約者のキャロリン(カシア・スムートニアック)でさえ知らぬもうひとつの顔を持っていた。見習い中とはいえ、CIAの捜査官でもあったのだ。そんな彼に、さっそく上級官になるための任務が課せられる。それはアメリカからやってくるスゴ腕捜査官チャーリー・ワックス(ジョン・トラヴォルタ)のサポートをすることだった。だがこのワックス、攻撃的で毒舌で、捜査のためなら娼婦も買えばヤクもやり、命の危険もかえりみず銃弾の中に飛び込む向こう見ずな男でもあったのだ。その証拠に、空港に到着早々、税関でひと悶着起こしたかと思うと、直後に向かった中華料理店でいきなり発砲。たちまちそこで銃撃戦を繰り広げ、同行していたリースをしょっぱなからビビらせてしまうのだ。もっともそこは、レストランを装った麻薬密売組織のアジトだったという訳なのだが、観客もまたとまどうばかりの展開である。ワックスはそんなドラッグ密売グループの一掃と、その背後にあるテロ組織の要人暗殺計画を阻止するのが目的で、ここパリを訪れたのだった。 かくて、インテリで凶悪犯にさえ銃を向けられないリースと型破り男ワックス、この何もかも正反対なふたりが、コンビを組むことでドラマは面白く展開していく筈なのだが……。

 パリの街を駆け巡っての銃撃戦や、ミサイルを肩に担いでのカーチェイスなど、見せ場の多さには事欠かない作りだが、トラヴォルタの強さが目立つ割には面白さがストレートに伝わらない、と感じるのが観客の本音だろう。ことに、主人公たちが立ち向かう相手のさほど強くなさそうな印象が一番の問題で、そこにスリルや緊迫感の生まれる筈もなく、結果として迫力不足な活劇となったのが惜しまれる。
(2010/05/19)

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