正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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Jocasi

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大陸横断超特急
SILVER STREAK

大陸横断超特急
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1976年
アメリカ
時間114分
監督アーサー・ヒラー
脚本コリン・ヒギンズ
音楽ヘンリー・マンシーニ
出演ジーン・ワイルダー、、リチャード・プライアー、パトリック・マクグーハン、ネッド・ビーティ

 コミカルな列車アクションの快作といえば何と言ってもコレだろう。職人監督アーサー・ヒラーが、スリルとサスペンスと、クスッとさせる笑いをまじえ、まるで娯楽映画のお手本のように仕上げているのが本作だからだ。

 物語は、ロスアンゼルス発シカゴ行き大陸横断超特急シルバーストリークに乗った主人公が、ある組織の陰謀がからむ殺人事件に巻きこまれ、次々と振りかかる危機に立ち向かっていく、というもの。もちろん列車活劇には付き物の、走る列車の屋根の上でのアクションや、列車からの転落、あるいは列車の暴走といった列車つながりの見せ場もふんだんに描かれる。

 主人公は出版業者のジョージ・コールドウェル (ジーン・ワイルダー)だ。彼は列車のコンパートメントで、たまたま隣合わせた教授秘書のヒリー(ジル・クレイバーグ)と親しくなる。ところがその夜、彼女の雇い主の美術史家教授が死体となって窓のそとに落ちるのを目撃。翌朝、ことの真相を確かめようとした主人公は、現れた見知らぬ大男から突然車外へと突き落されてしまう。

 実はこの列車には、教授が持つ名画の真贋を見分ける手紙“レンブラント文書”を狙う国際的絵画偽造団一味が乗っていたのだ。そしてさらに、その首領デブロー(パトリック・マクグーハン)を追うFBI捜査官スイート(ネッド・ビーティ)もまた、セールスマンに姿を変えて一味の様子をうかがっていたのである。かくて、そんな人間たちを乗せたシルバーストリーク号は終着駅シカゴを目指してひたすら突っ走る。

 主人公が何度も列車から落とされたり、そのたびに思わぬ手段で列車に追いついたりと、意表をつくコリン・ヒギンズの脚本も見事なら、遊び心さえ感じさせるA・ヒラーの余裕ある演出もまた楽しい。そして何より、先頭車両の赤、白、斜めストライプも鮮やかなシルバーストリーク号が、広大なアメリカ大陸を走る姿は爽快そのものだし、そこに「ピンクの豹」や「ティファニーで朝食を」で知られる作曲家H・マンシーニの軽快な曲がかぶさって・・・と、想像しただけでまた見たくなってしまうような、そんなアクション・コメディの好編だ。
(2010/06/20)

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