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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ヒンデンブルグ
THE HINDENBURG

ヒンデンブルグ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1975年
アメリカ
時間115分
監督ロバート・ワイズ
脚本ネルソン・ギディング
音楽デヴィッド・シャイア
出演ジョージ・C・スコット、アン・バンクロフト、ウィリアム・アザートン、ロイ・シネス、ギグ・ヤング、バージェス・メレディス

 この映画は、当時ユニバーサルが巨費を投じて製作した自慢の超大作だった。ところが同社がこれと前後して配給した海洋パニック物「ジョーズ」がなんと世界的に大ヒット!。当時まだほとんど無名だった弱冠27歳のスピルバーグの登場である。そしてそのあおりでコケたのが本作だったという訳だ。とはいうものの、そこは「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」などの才人R・ワイズである。ガッチリとサスペンスを積み重ね、見応え十分なパニック映画に仕上げている。

 時は1937年。ドイツが国家の威信をかけて建造した全長245メートルにも及ぶ巨大飛行船「ヒンデンブルグ号」は、ドイツのフランクフルトとアメリカ、ニュージャージー州のレイクハーストを結び、すでに10回もの大西洋横断航行に成功。今や新時代の乗り物としての地位を築きはじめていた。そんな折、ドイツ当局に霊感を受けたという女性から、ヒンデンブルグが近日中にアメリカ上空で爆破されると予言する手紙が届く。当局は一笑に付すものの無視もできず、厳戒態勢を取って空軍大佐のジョージ・C・スコットを乗り込ませ調査に当たらせる。かくて、ゲシュタポが送り込んだロイ・シネスや、怪しげな乗務員ウィリアム・アザートンのほか、伯爵夫人のアン・バンクロフト、さらには会社重役や曲芸師など、乗客100人を乗せたヒンデンブルグ号の、2日半の旅が始まることに……。

 いわゆる“グランド・ホテル形式”の人間模様に時限爆弾を抱えた犯人をからませて話は進むが、乗客が空中に係留された飛行船に乗り込む場面から、飛行船の屋根や複雑な内部構造の中でのアクションシーンまで、普段目にすることのないシチュエーションで見る者を飽きさせない。おそらく、飛行船は部分的なセットとミニチュアの組み合わせだろうが、堂々たる巨体の飛行船が雲間をぬって悠然と進む姿はまさに圧巻である。また終盤の実写映像を交えて描くクライマックスも、現実の事件もかくやと連想させる強烈なインパクトで見る者に迫る。今時の薄型大画面テレビで見るには格好のパニック・アクション大作といえるだろう。
(2010/07/01)

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