正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

映画評のアクセスランキング

子鹿物語

悪魔の追跡

顔のない眼

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

コララインとボタンの魔女
CORALINE

コララインとボタンの魔女
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2009年
アメリカ
時間100分
監督ヘンリー・セリック
脚本ヘンリー・セリック
音楽ブリュノ・クーレ
出演声の出演: ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン、イアン・マクシェーン

オフィシャルサイト

 アニメ作品の本作は、これまでの手書きや今流行りの最先端技術を駆使したCG等によるものではなく、被写体を少しずつ動かして1コマ1コマ撮影したいわゆる“ストップモーション・アニメーション”と呼ばれる作品である。そしてこれには1秒間に24枚の写真が必要なため、完成までには気の遠くなるような手間と時間がかかることになる。従って本作も、構想に5年撮影に4年もの歳月を要したという労作だ。

 そしてその主人公が好奇心にあふれた11才の元気少女、コラライン(声:ダコタ・ファニング)というわけだ。彼女は両親と共に、ミシガンからオレゴン州の、このピンク色した古びたアパートに越してきたばかりだ。そんな彼女がある日家の中で、壁紙に隠れた小さな扉を発見する。開けてみるとそこはレンガで塞がれていたものの、その夜現われたネズミたちを追って再びその扉を開くと、そこはキラキラと輝く道に変わっていた。コララインがドキドキしながらその道を進むと、なんとその道は、自分の家とそっくり同じもうひとつの自分の家へと繋がっていたのだ。しかもそこには、本当の両親と違って料理上手でやさしいもうひとりのママと、陽気で楽しいもうひとりのパパが彼女がくるのを待っていたのだ。居心地のいいその家がすっかり気に入ったコララインだったが、ただひとつ気になったのは、そんなもうひとりのママとパパが“ボタンの目”をしていたことだった……。

 細くとがったハガネの指が人形の口や背中を割いて中綿を取り出すショッキングなタイトルシーンから、不気味な雰囲気が画面にただよう。さらに本編に入ると、コララインが住む現実世界はいつもどんよりとしてうす暗く、もうひとつの世界は夜ばかり、という奇妙なパラレルワールド(異次元世界)が、これまたスクリーンにモワッとした不安感をかもし出す……。

 おそらく小さな子供たちにとってこの世界観は強烈すぎるかも知れないが、その分コララインが示す勇気と冒険心は深く彼らの心に刻まれる筈だ。終盤の、3D効果が生きるターミネーターばりのアクションシーンもケッコウ刺激的だし、その意味では大人も十分楽しめるアニメだろう。

(2010/09/12)

トップへ