正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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怪盗グルーの月泥棒 3D
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怪盗グルーの月泥棒 3D
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
アメリカ
時間95分
監督クリス・ルノー、ピアー・コフィン
脚本シンコ・ポール、ケン・ダウリオ
音楽ファレル・ウィリアムズ、ヘイター・ペレイラ
出演声の出演:スティーヴ・カレル、ジェイソン・シーゲル、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース 

オフィシャルサイト

 それはエジプトから始まった。なんと、あの巨大な世界遺産ピラミッドが盗まれたのだ。このニュースは世界中に流れ、「世紀の悪党」を自負する本編の主人公、怪盗グルー(声:スティーヴ・カレル=笑福亭鶴瓶)の耳にもそれは届く。このことで大いに自尊心を傷つけられたグルーは、名誉挽回とばかりにバナナで作られた仲間のミニオンたちと、ピラミッドよりはるかにデカイあの、夜空に輝く「月」を盗むという壮大な計画を立てるのだった……。

 こうして、いかにも子供たちがよろこびそうな奇想天外なお話が幕を開ける。ところが、グルーは月を盗むのに欠かせない「縮ませ光線銃」をライバルのベクター(声:ジェイソン・シーゲル=山寺宏一)に盗まれてしまうのだ。そこで彼は偶然知ったベクターのクッキー好きを利用して光線銃を取り戻そうと、養護施設の三姉妹を養女にとり、彼女たちをクッキー配達人に仕立て、ベクターの武装堅固な要塞に忍び込ませるのだが……。

 主人公グルーは史上最悪の悪人を目指す怪盗だ。当然ながら子供が大嫌いな上に、人に嫌がらせをするのが大好きな厄介者だ。そんな彼のヒネた性分は、今もってグルーを8才の子供のようにあつかう80才の母親の、キツイしつけのセイかも知れなかった。そんな主人公が、お互い助け合って生きるけなげな三姉妹と暮らすなかで、少しずつ父性に目覚めていくさまが、ほほえましくもあったかい。一方、バナナを皮ごとコマ切れにしたような連中がゾロゾロ出てくるかと思うと、すぐにキバをむくペットや、ヘンチクリンな博士など、グルーと三姉妹をとりまくアニメならではのキャラクターも愉快だ。中でも、ベクターの声を吹き替えている山寺宏一のイメージが、ベクターそのまんまなのが一番笑える。

 見る前はどうかと思われた鶴瓶の関西弁も、はじめにちょっとグルーが鶴瓶と重なるだけで、あとの展開に違和感がなかったのはさすがだ。ストーリーでホロッとさせて、客席ごとジエットコースターに乗せてしまう最近の3D映画は、その効果と内容でひと昔前の立体映画とは、まさに隔世の感がある。
(2010/11/09)

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