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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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女はみんな生きている
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女はみんな生きている
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2001年
フランス
時間112分
監督コリーヌ・セロー
脚本コリーヌ・セロー
音楽リュドヴィク・ナヴァール
出演カトリーヌ・フロ、ヴァンサン・ランドン、ラシダ・ブラクニ、リーヌ・ルノー、オレリアン・ウィイク、ハジャール・ヌーマ

 映画の題名はその作品の顔と同じだ。それだけに、配給元はできるだけ観客の興味を引く題名にと気を配るものだ。それなのにこの邦題は何だ。と、イチャモンのひとつも付けたくなるほど、この邦題はひどい。だがしかしこの映画、見る前と後ではそのイメージがゴロッと変わる。いかにもつまらなそうな題名ながら、その中身は痛快そのもの。それが分かると、途端にこの邦題が輝き出すからおもしろい。

 と云う訳でこの物語の主人公はふたりの女性だ。ひとりは平凡な家庭の主婦エレーヌ(カトリーヌ・フロ)。そしてもうひとりは娼婦のノエミ(ラシダ・ブラクニ)である。このふたりの出会いからドラマは始まる。
 ある晩、エレーヌと夫ポール(ヴァンサン・ランドン)のクルマの前に突然現れた女が、血だらけの姿で必死に助けを求めてくる。しかし、面倒に巻き込まれたくないポールは、無情にも車のドアをロックすると、追ってきた男たちから半殺しにあう女を横目に、急発進してその場を走り去る……。と云うのが物語の発端。
 ところが、夫が見捨てたその女のことがエレーヌの頭から離れない。彼女は家事も仕事もホッポリ出して、女が収容された救急病院を捜しあてると、そこに泊まり込んで献身的に女の看病にあたるのだ。やがてその女、ノエミの容体も次第に回復。彼女の口からその意外な過去が語られはじめる……。

 主婦エレーヌが家を出てあわてるのが男たちだ。夫ポールは仕事も手につかず、主婦のいない家庭はみるみるうちにゴミの山と化していく。妻を男の所有物と勘違いしている夫や、母親のことを家政婦扱いの息子を見限り、娼婦に身を置かざるを得なかったノエミと手を組んだエミリー。ここに女たちの復讐劇が始まる。ふたりは、主婦として身に付けたチエや、長年の娼婦ぐらしでおぼえたテクニックを駆使して夫や息子の浮気をあばき、女を食いものにする売春組織に立ち向かっていく……。女ふたりの活躍を、ドラマチックにかつコミカルに描き、見る者に快哉を叫ばせる女性監督ならではの快作だ。
(2010/11/16)

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