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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ラスト3デイズ 〜すべて彼女のために〜
POUR ELLE

ラスト3デイズ 〜すべて彼女のために〜
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2008年
フランス
時間96分
監督フレッド・カヴァイエ
脚本フレッド・カヴァイエ、ギョーム・ルマン
音楽クラウス・バデルト
出演ヴァンサン・ランドン、ダイアン・クルーガー、ランスロ・ロッシュ、オリヴィエ・マルシャル

オフィシャルサイト

 舞台はフランスのパリだ。この街に住む教師のジュリアン(ヴァンサン・ランドン)は、出版社に勤める妻のリザ(ダイアン・クルーガー)と息子のオスカル(ランスロ・ロッシュ)の三人で幸せに暮らしていた。そんなある日、その平和な家庭に、突然警察が押し入ってくる。彼らの目的はリザの逮捕だ。警察は泣き叫ぶ幼いオスカルを尻目に彼女を連行する。そして、この日を境にジュリアンの平穏なくらしは崩れ去り、息子をつれての刑務所通いがはじまることになる……。

 物語は、リザ逮捕の原因となった事件の真相をフラッシュバックで挟みながら進行する。そこにリザの姿はあるものの、どうやら彼女が犯人ではないようだ。しかし、それから3年の月日が流れ、無実の訴えもむなしく、リザは20年の刑を宣告されてしまう。凶器に残された指紋や、服に付着した被害者の血痕など、どれもリザには不利な証拠だった。それでも妻の無実を固く信じるジュリアンは、再び家族三人の幸せな暮らしを取り戻すべく、意外な行動に出る。それは……。と、こう書いてくるとだいたい主人公が苦労して“真犯人”を捜し出し、みごと妻の冤罪を晴らす、というストーリーに繋がりそうだが、ザンネンながら本作はそちらへは進まない。本編の主人公ジュリアンは驚くべきことに妻の“脱獄”を画策するのである。つまり彼は、真犯人を捕えて妻の無実を晴らすのではなく、犯罪を犯してまでも妻を救い出す道を選ぶのである。そしてこの道が、けっして平坦な道でないことは誰の目にも明らかなわけで、当然ここにスリルやサスペンスが生みだされることになる。現実にはムリがあるお話を、もっともらしく見せてしまうのも監督の力量だろう。

 「女はみんな生きている」でダメ亭主を演じたV・ランドンが、ここでは愛する妻を取り戻すため、人生の全てを投げ打ってなりふりかまわず立ち上がる男をなかなかの好演だ。ところで本作は、ハリウッドの制作者ポール・ハギスによってリメイクされジュリアン役をラッセル・クロウで、もうすでに完成しているとのウワサもある。こちらも公開が待たれるところだ。
(2010/11/26)

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