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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ロビン・フッド
ROBIN HOOD

ロビン・フッド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
アメリカ/イギリス
時間140分
監督リドリー・スコット
脚本ブライアン・ヘルゲランド
音楽マルク・ストライテンフェルト
出演ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ウィリアム・ハート、マーク・アディ

オフィシャルサイト

 子供のころにあこがれたヒーローこそ、誰あろうイギリスはノッティンガムのシャーウッドの森の住人その名も“ロビン・フッド”その人であった。そのころ悪ガキだったボクは、仲間たちとシャーウッドの森に見立てた墓地の巨木の樹の上に“秘密基地”なる住みかを作り、下を通る他校の生徒たちにロビン・フッド気取りで弓をを射かけたりしたものだった。ま、そんなわけで、ロビン・フッドはまだテレビもなかった時代の子供たちのヒーローでもあったのだ。だが、この映画が描くのはそんないわゆる正調「ロビン・フッド」伝ではない。そう、これはまだ彼がそこにいたるまでの、まさに“ロビン・フッド誕生秘話”とでも云うべきお話なのだ。

 12世紀末。イングランド王リチャード1世率いる十字軍遠征隊の中にひとりの弓の名手がいた。彼の名はロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)。そしてこれが本編の主人公であり、のちの「ロビン・フッド」という設定だ。つまり、これまで幾多の名優たちが演じてきたこの有名な物語を、角度を変えた別の視点で捉え、まったく違った物語として描くのが、ここでの監督R・スコットの狙いなのだ。

 そして結果的に本作は、風格ある一流のスペクタクル史劇に仕上がっている。たぶんこれは、この監督が自身の過去作「グラディエーター」や「キングダム・オブ・ヘブン」などの史劇で培ったであろう腕と技術を総動員したことによるものだろう。それは細部にわたって再現される当時の生活模様やダイナミックで躍動的な戦闘シーンに見てとれるし、何よりもドーバー海峡を埋め尽くすフランス軍大艦隊と、海岸線で迎え撃つイングランド連合軍の激突場面など、ド迫力のアクションシーンが壮大な一服の合戦絵巻になっているからだ。

 ロビンの宿敵ともなるジョン王の性格設定が類型的なことや、善玉と悪玉が明確すぎることに不満はあるが、陰謀と、裏切りと、忠誠と、愛憎など、史劇にかかせない必須要素をシナリオに盛り込んだブライアン・ヘルゲランドの功績も大だろう。
(2010/12/17)

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