正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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グリーン・ホーネット
THE GREEN HORNET

グリーン・ホーネット
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
アメリカ
時間119分
監督ミシェル・ゴンドリー
脚本エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ジェームズ・オルモス

オフィシャルサイト

 この映画は1936年にアメリカで放送されていたラジオ番組「GREEN HORNET」がその原点だ。以来、このタイトルは、米・TVでシリーズ化され、さらにはコミック化、映画化と進化してきた人気者でもあったのだ。
 主人公はというと、大手新聞社の若社長ブリットとその助手カトー、このふたりだ。余談だが、TVシリーズで“カトー”を演じたのは、例のカンフー達人ブルース・リーその人だった。

 ここではその主人公ブリットを、カナダ出身のコメディ俳優セス・ローゲンが、リーが扮した助手のカトーを、台湾出身の歌手で俳優のジェイ・チョウが演じている。物語は、そんな彼らが「グリーン・ホーネット」(緑のススメバチ)を名乗るにいたる、そのいきさつからまず描いていく。

 舞台はロサンゼルス。新聞社を経営する父の下で、放蕩三昧で暮らしていたダメ息子ブリットが、突然の父の死でその使用人だったカトーと出会う。ブリットは並はずれた発明力と武術の才をカトーに見い出しコンビを組むと、緑のスーツーとマスクで身を固め、「グリーン・ホーネット」に姿をかえて、父から引き継いだ新聞社と財力を武器に、夜な夜な悪党退治にのり乗り出していくのだが……。

 「イングロリアス・バスターズ」で、残忍かつ狡猾なナチス将校を怪演したクリストフ・ヴァルツが登場する冒頭場面は、面白くなりそうな予感含みの展開だが、悪を制するには悪に染まれ、とばかりに父親の銅像から首を取るあたりから、この映画はしだいに能天気アクションじみてくる。ブリットがいかにオヤジが嫌いだったにしろ、それはないだろう、とツッコミのひとつも入れたくなるのだ。

 しかし、悪人のフリをしたヒーローなる設定はユニークだし、カトーが発明する破壊不可能なクルマ“ブラック・ビューティ”に隠された007ばりの仕掛けもなかなか楽しい。中でも、ホイールに仕込まれたドリルを“ベン・ハー”と呼ぶなど、主役ふたりの凸凹コンビぶりも愉快な一篇ではあるようだ。
(2011/02/02)

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