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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ヒア アフター
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ヒア アフター
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
アメリカ
時間129分
監督クリント・イーストウッド
脚本ピーター・モーガン
音楽クリント・イーストウッド
出演マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジョージ&フランキー・マクラレン、ジェイ・モーア

オフィシャルサイト

 東南アジアのリゾート地を大津波が襲うという、ショッキングなシーンからこの物語は始まる。巨大波が、ヤシの木をなぎ倒し家を押し流し人々を呑みこみ、のどかな陽だまりの町並みを瞬時にして地獄に変えるこのオープニングはまさに圧巻、見応え十分だ。そして、たまたまこの地を訪れていたフランス人TVキャスターのマリー(セシル・ドゥ・フランス)もまた、ここで波に呑まれてしばしのあいだ生死の境をさまようのだ。その時彼女は、白い光に包まれた不思議な光景を目撃する。いうところの臨死体験である。そしてこのことが彼女の運命を変えていくことになる。

 一方、サンフランシスコに住むジョージ(マット・デイモン)は、死者と交信できる自身の能力に嫌気がさし、兄が勧める霊能ビジネスも断って、今は自ら選んだ肉体労働にいそしんでいた。そんなある日、彼は生活を変えようと通いはじめた料理教室でひとりの魅力的な女性メラニー(ブライス・ダラス・ハワード)と出会う……。

 同じころ、ロンドンで薬物依存の母と暮らすマーカス(ジョージ&フランキー・マクラレン)が、頼りにしていた双子の兄を突然の交通事故で亡くしてしまう、というエピソードが語られる。

 つまりこれはひと言でいうと、性別も年齢も住む世界もまったく違う三人が、“死後の世界”にふれたことで新たな生き方を模索し始める、いわばスピリチュアルな苦しみと再生の物語、ということになる。
 確かにいい映画かもしれないが、料理教室のシーケンスはダラダラと長くキレがないし、イーストウッドにしては陰々鬱々たる語り口もかったるい。時おり眠気を誘われるのもまた事実だ。ましてや、ひとりよがり的ラストにいたっては“おいてきぼり”を感じるお客も多いだろう。ハズレのないイーストウッド印だから、という理由だけでこの映画を見ると「ヒア アフター(来世)」を覗かされることになる、そんな映画だ。
(2011/02/22)

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