正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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キック・アス
KICK-ASS

キック・アス
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
イギリス/アメリカ
時間117分
監督マシュー・ヴォーン
脚本ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
音楽ジョン・マーフィ、ヘンリー・ジャックマン、マリウス・デ・ヴリーズ、アイラン・エシュケリ
出演アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、マーク・ストロング、、ニコラス・ケイジ、クロエ・グレース・モレッツ

オフィシャルサイト

 この映画のおもしろ要素は二つある。一つはヒーロー願望のくせに腕力もなくモテもぜず、ましてや特殊能力などカケラもないごく普通の高校生が、持ち前の強い正義感だけで次第にヒーローとして成長していくそのプロセスだ。二つ目は少年を助けて大暴れするのが、なんと11才の女の子だということだ。しかもその小学生、こともあろうに悪党どもを片っ端からブッ殺す殺人マシンだというからなおさらだ。そしてこのトリッキーな二つの要素がうまくドッキングしたことが、この映画を面白いエンターティンメント作にした。

 コミック・オタクの高校生デイブ(アーロン・ジョンソン)は、誰もスーパー・ヒーローにならないことに憤慨。ならば自分がと、ネットで買ったしょぼいタイツに身を包み、その名も“キック・アス”と名乗って街の治安に乗り出す。しかし、たちまちチンピラ連中に叩きのめされて重傷を負わされる始末だ。だが、治療で埋めた金属で神経がマヒ、すっかり痛みに強くなった彼は、傷が癒えると再びヒーロー活動を開始する。そんなある夜、彼は3人組に襲われていた男性を助け、その奮闘現場を撮影した動画がネット上に流れたお陰で彼が名乗った“キック・アス”の名はまたたく間に世に広がることに……。

 一方そのころ、女の子に実戦さながらの戦闘技術を叩き込む男の姿があった。元警官のデーモン(ニコラス・ケイジ)とその娘ミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)だ。彼らこそキック・アスを影にひなたに支えてきた“ヒット・ガール”と“ビッグ・ダディ”の隠れたヒーロー親子だったのだ。彼らは母親を自殺に追い込んだマフィアのボス、ダミコ(マーク・ストロング)への復讐を誓って日夜訓練に励んでいたのである。とまぁ、こう書いてくると、いかにもお子様向け活劇か、と勘違いされそうだがそうではない。へなちょこ高校生の青春ドラマではじまり、いつの間にかヒーローもののツボを押さえた展開となり、終わってみればすっかりヒーロー活劇を見た気分にさせるあたりは立派なもので、それこそ大人も子供も楽しめる娯楽作だろう。
(2011/03/31)

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